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E-A-Tの信頼性を上げる方法 強い情報を記事に含める

2021年6月18日

E-A-T(専門性、権威性、信頼性)の1つの要素である信頼性を上げるために、記事にどのような情報を含めればよいかを紹介します。

E-A-Tの1つの要素である信頼性を上げるために使える信頼されやすい強い情報と、されにくい弱い情報を説明しています。それぞれの例文を紹介していますので、記事の信頼性を高めるための参考にしてください。

信頼されやすい(強い)情報信頼されにくい(弱い)情報
外部情報内部情報
第三者情報当事者情報
定量情報定性情報
直接情報間接情報
権威者情報非権威者情報
多サンプル情報少サンプル情報

引用元:問題解決 あらゆる課題を突破するビジネスパーソン必須の仕事術 高田 貴久, 岩澤 智之 英知出版 p.98 より (項目名のみ若干改変)

外部情報と内部情報

組織の内部で所持もしくは作成された情報のことを内部情報といいます。たとえば営業資料や販売データなどがあります。自社独自のデータなので、活用、適用できる範囲が狭くなりがちです。

一方で外部情報は顧客や競合などの市場のデータなどです。

内部情報はその企業が自社のために作成したものであり、外部情報と比べて信頼性に欠けます。

外部情報内部情報
この商品は消費者庁認定の特定保健用食品(特保)です。この商品は健康によいことが自社調査のデータからわかっています。
○○総研の調査によると当社の製品Aはシェア○%です。製品Aは業界シェア○%です。(当社調べ)

第三者情報と当事者情報

会社と異なる立場の第三者による情報と、社内メンバーや関係者などの当事者による情報であれば、第三者からの情報のほうが信頼されやすいです。

第三者情報当事者情報
(お客様の導入事例インタビュー記事内で)このサービスを導入したことで売上アップしました。(自社サービス紹介ページで)このサービスを導入すれば売上げアップできます。
お客様から喜びの声がたくさん届いています。(以下お客様の声のリスト)社員が試した結果、以下の効果がありました。(以下効果の例示)

定量情報と定性情報

定性情報で書かれている部分を定量情報で書くことで、信頼性や説得力が上がります。

定量情報定性情報
95%のお客様がリピート購入されています。お客様の満足度の高い商品です。
累計100万人以上の方にご利用いただいた商品です。大人気の商品です。

直接情報と間接情報

自ら事実にふれて得た情報は直接情報です。一方で、事実の発生源にふれることなく誰かから聞いた情報は間接情報です。

直接得た情報のほうが信頼性が高いです。

直接情報間接情報
今日の○時に新宿にいたのですが、突然大雨が降ってきて大変でした。Aさんが今日の○時ごろ東京で大雨が降ったと言ってました。
商品Aを試しました。とても美味しかったです。商品Aはとても美味しいそうです。

権威者情報と非権威者情報

権威がある人が発信する情報のほうが信頼性は高いです。まったく同じ内容だったとしても、言っている人や組織によって信頼されやすさは変わってきます。

権威者情報非権威者情報
厚生労働省の調査結果によると~です。(引用元リンクを含む)弊社社員の調査によると~です。
○○医科大学のA教授の研究によると、熱中症予防には~が効果的です。(引用元リンクを含む)熱中症予防には~が効果的です。

多サンプル情報と少サンプル情報

多サンプル情報少サンプル情報
100人に利用していただき、アンケート調査したところ~でした。私が試したところ~でした。
意見の異なる専門家複数名に聞きました。Aさんは○○、Bさんは□□、Cさんは△△という意見でした。専門家Aさんの考察によると~でした。

その他に信頼性を上げるために含めるとよい情報

  • 情報ソースへのリンク
  • 著者のプロフィールと、詳細な自己紹介ページへのリンク
  • 専門知識があることを示す証拠となる資格、受賞、論文、出版などの履歴
  • 著者、著者が所属している組織、サイト運営会社の詳細な紹介へのリンク

Googleによるコンテンツと品質に関する質問

以下はGoogleによるコアアップデートを説明するページからの引用です。信頼性の高いコンテンツとはどのようなものかを知るうえで有用ですので紹介します。

コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか。

コンテンツは、特定のトピックに対して包括的または完全な説明を充分に提供しているか。

コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか。

コンテンツが他のソースから得られたものである場合、単なるコピーや書き換えでなく、付加価値とオリジナリティを充分に提供しているか。

見出しやページタイトルは、内容を説明する有用なものになっているか。

見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張したり、読者に強いショックや不快感を与えたりするものでないか。

自らブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか。

コンテンツは、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値があるか。

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毛塚 智彦

この記事を書いた人

毛塚 智彦

2006年からデジタルマーケティングを開始し、2008年にサイトエンジンを創業しました。 SEO、コンテンツマーケティングが得意です。立ち上げた直後のメディアから、数千万PVあるようなポータルサイト・ECサイトまで、幅広く関与してきました。 業務ではマニュアル作成などの仕組みづくり、事業立ち上げ、採用などを担当しています。 Twitter

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