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【SAKIYOMI×オムニバス×サイトエンジン】SNS・広告・Webサイトのお悩み一挙解決!セミナー

株式会社SAKIYOMI、株式会社オムニバス、サイトエンジン株式会社の3社は、SNS・広告・Webサイトに関するお悩みを一挙に解決するため、デジタルマーケティングセミナーを2022年12月15日に共同開催しました。

本記事ではセミナーの内容をレポートします。参加者からの質問への回答も掲載しますので、参加できなかった方はぜひご覧ください。

登壇者紹介

株式会社SAKIYOMI 茂木 優弥

株式会社SAKIYOMIについて

企業のInstagram運用に特化して支援を行う。運用代行サービス・コンサルティングサービスに加えて、○○年より自社独自のInstagram分析ツール「SAKIYOMI」を開発・リリースしている。オウンドメディアやじしゃのYouTubeチャンネルなどでも積極的にInstagram運用のノウハウを発信中。

株式会社オムニバス 小林 隆之

大学卒業後、2005年にSEO対策・コンサルティングを行う会社に入社。

 以降17年間、インターネット広告に携わり、SEO・リスティング・ディスプレイ・動画・SNS・CRM・Web解析と様々なお客様のご要望に応じて業務領域を広げる。 

2013年にクレディセゾンの子会社である株式会社オムニバスに入社し、全国大手の自動車販売店や金融機関など150社を超える企業の課題解決に携わる。

株式会社オムニバスについて

アドテクノロジーを活用したデジタルマーケティングのプランニングからオペレーションまでワンストップでサービスを提供。日本市場における動画広告分野へいち早く参入し、様々な動画広告サービスを展開。2017年4月よりクレディセゾンの関係会社となり、クレジットカード決済データを活用したマーケティングサービスを提供。

サイトエンジン株式会社 Webマーケター 荒井 皓平

オウンドメディア構築・運営とコンテンツ制作を経験しサイトエンジンに入社。コンテンツ制作やディレクション、SNS運用など、コンテンツマーケティングに幅広く携わる。 現在は月に20回のセミナー運営と約10回の登壇をして、データに基づいた科学的アプローチで集客や売上アップにつなげるデジタルマーケティングを広めている。

サイトエンジン株式会社について

「自己表現にテクノロジーとアイデアを」という経営理念に基づき、あらゆる企業のコンテンツ制作・デジタルマーケティングに関するコンサルティングを行う。そのノウハウの蓄積を活かし、2021年よりデジタル人材の採用見極めや教育支援のためのSaaSを提供スタートした。お客様企業が将来内製化できるように支援しつつ、月間800~1,000記事ものコンテンツ制作や分析を行っている。

第1部:2023年大予測!次に来るInstagram運用セオリー(株式会社SAKIYOMI)

Instagramのトレンド変遷

「Instagram=インスタ映え」の時代は終わった

茂木:Instagramとは、一言で言うと「情報収集のプラットフォーム」です。

以前は「インスタ映え」という言葉があったように、SNS映えする写真を見るためのものという印象が強かったと思います。その後、友達との日常を気軽にシェアするものになりました。今では、自分の「好き」に出会うための情報収集プラットフォームになっています。

Instagramの運営側も「『インスタ映え』は、本来目指したい方向性とは違う」と話しており、意図的に情報収集媒体へと変化させています。

「発見タブ」での検索が増えている

Instagramユーザーの検索行動として、発見タブでの検索が増えています。

単に商品のブランドを発信するコンテンツだと、ファンにしか情報が届きません。見ている方にとって利益があるような投稿、コンテンツマーケティング的な投稿がInstagramのトレンドです。

情報があふれる現在では、ユーザーの検索行動が変化しています。以前は、興味を持ってキーワードで検索するスタイルが主流でしたが、現在では、レコメンド(おすすめ)機能を頼りに情報収集することが多くなっています。

Instagram運用における4つのステップ

茂木:

Instagramの4つの運用ステップを紹介します。BtoBでInstagramの運用を行っている企業も多くありますので、ぜひ参考にしてください。

1.プロフィールの改善

茂木:アイコン画像、ユーザーネーム、プロフィール文章、ハイライト機能で「どういう人に役立つのか」「どういう価値を提供できるのか」を一目でわかるようにしましょう。

アカウント数が増加していますので、便益性(役に立つかどうか)だけではなく、独自性をプロフィール内でアピールすることが重要です。

コピーの文章を改善し、また、その後にとってほしい行動を明記することで、フォロー率を15倍にアップさせることができた事例もあります。

2.フォロワーとの継続接触

茂木:フォロワーのホーム画面「フィード」で、自社の投稿がどれだけ閲覧されたかを示す割合が「ホーム率」です。

ホーム率が高いと、Instagram側から親密度が高いと判定されるようになります。ホーム率の目標は40-50%を目安としています。

投稿の文章は細かくボリュームのあるものが好ましいです。ユーザーが指を止めて見ることで滞在時間が長くなり、親密度が高いと判断されるからです。インスタライブを活用するのもおすすめです。

3.投稿へのアクションの促進

茂木:「いいね」だけではなく、「保存」してもらうためには、知識・ノウハウ系、参考情報系、体験系など、ユーザーが後で見返したいと思うような投稿が必要です。

保存率2-3%以上になると、自社のフォロワーではない人の発見タブにも投稿が表示されるようになり、バズる可能性が高くなります。

4.投稿からプロフィールへの導線改善

投稿を見たユーザーのうち、どのくらいのユーザーがプロフィールを閲覧したのかを表す「プロフィール遷移率」は1-3%以上が目標です。投稿を見た後、プロフィールへ遷移させる導線をしっかり考える必要があります。

Instagramに属人性が必要な理由

茂木:現在、Instagramのアカウント数は5,000万を超えており、フォローされる難易度はますます高まっています。そこで、投稿内容の質を高めるだけでなく、属人性(なぜそのアカウントの投稿を見るのか)を高めることが重要です。

ユーザーの購買行動として、商品の機能の差よりも、「誰から買うのか」を重要視する傾向にあるからです。

アンケートやライブ配信を行い、「いいね」数や保存数などの指標(シグナル)を貯めていくことで、ユーザーのストーリー画面の一番左側に投稿が表示されるようになります。

SAKIYOMIアカウントの例

茂木:上の画像は、弊社のInstagramアカウントの運用例です。

属人性を創出するため、1日10分でいいのでインスタライブを開催することをおすすめします。弊社はライブ時間を短くすることで参加のハードルを下げています。

また、アンケートなどでユーザーから来た質問の内容をストーリーズで公開し、フォロワーとのコミュニケーションを図っています。

SAKIYOMIサービスとは

茂木:弊社のInstagram運用支援サービスのご紹介です。

SAKIYOMIの支援サービスは、Instagramのアルゴリズムを前提とした運用と徹底的な分析が特徴です。数百にも上るアカウント分析で培ったメソッドで、勝ちパターンを確立しています。累計400万フォロワーを獲得した成功事例と運用データを基に、最新トレンドを反映した施策を提案します。

運用の中で生まれたお悩みについては、動画コンテンツで24時間解決できます。また、プロが作成したデザインテンプレートを今後共有予定であるため、短時間で誰でもプロのクオリティのコンテンツを作成できます。

分析項目も最低限の4つ(保存率、ホーム率、フォロー転換率、プロフィールアクセス率)に絞り込んでいるため、効率的に時間を使うことができます。ツール会員限定のSlackコミュニティで、いつでも自由に質問したり、会員同士で交流を行ったりすることも可能です。

SAKIYOMIツールを導入したお客様の声など、詳細はこちら>>>SAKIYOMI

弊社の運用ノウハウをまとめた書籍「プロ目線のインスタ運用法」は、Amazonでベストセラーに選ばれています。

書籍の詳しい紹介をご覧になりたい方は以下のページをご覧ください。

>>>【ベストセラーNo.1獲得】平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する プロ目線のインスタ運用法

第2部:2022年を振り返る 時代別デジタル広告の変化と2023年に注目すべき施策とは(株式会社オムニバス)

株式会社オムニバス 小林(以下、小林):私からは、デジタル広告業界の2022年のトピックを振り返った後、2023年に行うべき施策をお伝えします。

2022年のトピック振り返り

動画広告市場の顕著な伸び

小林:2021年のインターネット広告費がマスコミ4媒体広告費の総計を初めて上回ったことが明らかになりました。特に2020~2021年では動画広告の伸びが著しいです。

先日、ABEMAがワールドカップの全試合を無料配信したことで話題となりましたが、ハーフタイム中、テレビCMと同程度のクオリティの広告が流れていました。動画広告がさらに伸びる環境が整ってきています。

またGoogleは、簡単に動画広告を作成できるツールの無料提供を開始しました。30秒から1分という短い時間で動画広告を作成できるものです。事業規模の小さい企業やECの企業でも動画を簡単に作成できるため、2023年は動画広告市場がさらに伸びると考えられます。

アドフラウドに対する意識の高まり

小林:アドフラウド(広告不正)とは、無効なクリックなどによってデジタル広告の成約件数を不正に水増しする行為です。デジタル広告業界全体でアドフラウド対策への意識が高まっています。

大手総合広告代理店が、JICDAQ(デジタル広告品質認証機構)による認証を取引条件に追加するケースが非常に増えています。

ChromeのサードパーティCookie廃止の延期(2024年後半へ)

小林:サードパーティCookieの廃止が2024年に延期されたことにより、2023年もリターゲティング広告は使用できることになりました。しかし現在、リターゲティングに代わる技術をGoogleが開発しています。実装後は速やかに実施することが好ましいです。

Googleアナリティクス4(GA4)への移行開始

小林:2023年7月1日にGoogleアナリティクス4(GA4)に完全移行します。UA(ユニバーサルアナリティクス)と比べ、GA4では専門性が高くなり、レポートが難しくなります。さらに、トリガーやアクションについてはGoogleタグマネージャーを推奨されているため、マーケティン担当者は併せて理解する必要があります。

AIや機械学習の浸透

小林:2022年はAIによる画像生成が急速に広まりました。検索窓に単語を入れるだけで、無料で画像を作れる時代です。今後、広告用の画像の制作もAI化するかもしれません。

Googleが2022年9月に実装したパフォーマンスマックスキャンペーンというメニューでは、YouTube、Gmailなどの広告面に対し、CV目標と予算とアセット(テキスト見出し・画像・動画)を設定するだけで、その後の運用コントロールは機械学習による最適化できるようになりました。どこに広告を出すのがベストかという判断もAIが行うものです。2023年は、多くの企業に利用いただければと思います。

Pinterest(ピンタレスト)の上陸

小林:多くのユーザーが集まるメガサイト「Pinterest(ピンタレスト)」が日本に上陸しました。弊社でピンタレストの広告を運用した実数値は、クリック単価20-50円と安価であり、Instagramと比較しても良い結果となりました。

2023年に行うべき施策

小林:動画広告の伸びが大きくなっているので、2023年はぜひ動画広告を利用してみてください。また、アドフラウドの意識の高まりに伴って、広告のあるべき姿を正しく認識して実行することが必要です。インターネット広告の技術のパイオニアであるGoogleの情報を常にキャッチアップし、新しい媒体に少額からでも先行投資することをおすすめします。

デジタル広告運用会社をお探しの方は、オムニバスまでご相談ください。

お問い合わせはこちら>>>株式会社オムニバス

第3部:コンテンツを活用してWebサイトから安定してリード獲得しよう(サイトエンジン株式会社)

サイトエンジン 荒井(以下、荒井):弊社からは、2022年のコンテンツマーケティングのトレンドのおさらいと、実際どんなコンテンツから作成・改善すればいいのかということをお話します。最後に効率的なコンテンツマーケティングのために必要なことをご説明します。

2022年のコンテンツマーケティングのトレンド

荒井:先日弊社は、コンテンツマーケティングのトレンドを調べるアンケート調査を行いましたので、その結果を一部紹介します。

調査では、75%以上の企業が週に1回以上コンテンツを更新していることが判明しました。その一方で、toB、toC企業の多くが「コンテンツ更新のための時間と人が足りていない」と感じていることがわかりました。

コンテンツマーケティングは中長期的な施策なので、時間と人が足りていないことがネックになっているようです。

改善したいポイントを尋ねたところ、「専門知識のある人員の増員」「業務時間」「投資額」という回答が目立ちました。人員や予算など、リソースが足りていないという課題感があることがわかります。

実際どんなコンテンツから作成・改善していけば良い?

荒井:コンテンツを作成・改善する際、弊社ではまず、以下の図の3つの軸でコンテンツテーマを考えることをおすすめしています。

一番優先順位が高いのは、強みと合致しているコンテンツです。SAKIYOMIさんも仰っていた通り、競合と差別化することが大事です。

自社にしか作れないコンテンツの例

とはいえ、自社の強みとなるコンテンツとは何かを考えるのは難しいと思います。そこで、様々な企業に適用できるようなコンテンツ案の例を以下に提案します。

特に「お客様からよく聞かれること」をコンテンツにするのは作りやすくておすすめです。

その際、なるべく情報を出し惜しみしないのがポイントです。自社のことを書くだけではなく、周辺情報もまとめて提供することで客観的なコンテンツになります。

アンケート調査コンテンツ

荒井:「アンケート調査コンテンツ」は、自社にしかない情報であり、まだ取り組んでいる会社が少ないのでおすすめです。調査会社に依頼してアンケートを実施し、調査結果を記事で公開したり、ホワイトペーパーで公開したりして活用します。

診断コンテンツ

荒井:もう一つおすすめしたいのが、ユーザーに回答していただくことで結果画面が表示される「診断コンテンツ」です。潜在層のユーザーにもアプローチできます。少し費用はかかりますが、これも「自社にしか作れないコンテンツ」です。

CVしやすいコンテンツと集客しやすいコンテンツの優先順位のつけ方

荒井:CVしやすいコンテンツと集客しやすいコンテンツに関しては、以下のマトリクスで考えて優先順位をつけると良いです。

効率的なコンテンツマーケティングのために必要なこと

荒井:コンテンツマーケティングで効果を出すためには、継続的なコンテンツの改善、投稿を行ってください。

また、文章ベースの記事コンテンツを作ったら、要約してSNSに投稿したり、メルマガで配布したり、ダウンロード資料として活用する、拡張して動画やセミナー資料にするなど、いろんなところに横展開していきましょう。

Googleの上位表示がSNS投稿やYouTube動画であることも近年増加しているので、SEOの視点でも重要です。

コンテンツの横展開については、弊社がすべてお手伝いできます。興味のある方はぜひ弊社までお問い合わせください。

サイトエンジン株式会社

Q&A

3社のサービスをパッケージ化したマーケターの転職支援などはありますか?

荒井:サイトエンジンでは、企業のWeb担当者を育成する研修サービスを行っております。ご要望があれば、ぜひ3社で進めていきたいと思います。

茂木:Instagramの運用方法をお伝えするコミュニティはあり、今後マーケターとして転職したい方も参加されているようです。

小林:現状、未経験者向けの転職支援パッケージというものはありませんが、ご相談には乗ります。

Instagramの運用方法は、海外でも同様ですか?

茂木:その国のInstagram の浸透度合いにもよります。基本的には今日お話しした4つの指標(保存率、ホーム率、フォロー転換率、プロフィールアクセス率)を意識すると良いです。

まとめ

本セミナーでは、SNSの中でも特にInstagram運用のトレンドをお伝えしました。また、デジタル広告業界の最新トピックをご紹介したほか、これから流行しそうなコンテンツについてお伝えしました。2023年のマーケティング施策のヒントとして活かしていただければ幸いです。

サイトエンジンでは今回のセミナーのほかにも、デジタルマーケティングに関する無料セミナーを平日ほぼ毎日開催しております。ぜひご参加ください。

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サイトエンジン編集部

この記事を書いた人

サイトエンジン編集部

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