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AIによるコンテンツ作成活用動向調査【2023年4月実施】

オウンドメディア運用やコンテンツマーケティング支援を行うサイトエンジン株式会社(以下、サイトエンジン)は、2023年4月21日(金)~4月24日(月)の期間で、日本国内企業のマーケティング・採用担当者164名を対象に、コンテンツ作成におけるAIの活用状況に関するアンケート調査を実施しました。

調査結果レポートは以下から無料でダウンロードできます。

AIによるコンテンツ作成活用動向調査

■調査結果概要
・AIによるコンテンツ作成の経験がある企業は約7割
・週1回よりも多くコンテンツを作成している企業は4割超
・「記事構成」と「タイトル考案」にAIを活用している企業が多い
・9割以上の企業が作業効率向上を実感し、文章のクオリティに満足している
・「コスト削減できる」と回答した企業は8割以上
・利用経験がない企業のうち、半数以上は今後の利用を予定している
・ツールに求める機能は「簡単に操作できること」が最多

■調査概要
調査実施期間:2023年4月21日(金)~2023年4月24日(月)
調査方法 :インターネット調査
調査機関:自社調べ(調査ツールFastask使用)
調査対象:日本国内企業のマーケティング・採用担当者164名

■調査背景
近年、多機能かつ高品質な「AIツール」が次々と登場しています。サイトエンジンは14年間、Webコンテンツの制作を通じ、企業のデジタルマーケティングを支援してまいりました。AIツールの活用について相談を受けることが増えてきており、AIによるコンテンツ作成の状況について情報収集を行う目的で、日本国内企業のマーケティング・採用担当者164名を対象にアンケート調査を実施しました。

■調査結果(一部抜粋)

AIによるコンテンツ作成の経験がある企業は約7割

仕事でAIによるコンテンツ作成の経験がある企業は68.3%と、全体の7割近くに上りました。一方で、約3割の企業は「まだ利用したことがない」と回答しました。

週1回よりも多くコンテンツを作成している企業は4割を超える

コンテンツを作成する頻度として最も多かった回答は【週1~4回程度】で29.3%でした。また、14.6%の企業が【週5回以上】の頻度でコンテンツを作成していると回答しました。
週に1回以上コンテンツ作成を行っている企業は、全体の4割を超えています。

記事構成やタイトルの考案にAIを活用している

「どのような用途でAIによるコンテンツ作成を行ったか」という質問を行ったところ、
【記事の構成案】や【記事のタイトル】を考える際にAIツールを活用している企業が多いことが分かりました。
その次に多かった用途は【記事ライティング】です。
その他は【広告のコピーライティング】【ブログ作成】【SNS投稿】【Webサイト・ランディングページのライティング】の順に多い結果となりました。

9割以上の企業は、AIが生成した文章のクオリティに満足している

AIが生成した文章のクオリティについて、43.8%の企業が【非常に満足している】と回答しました。また、50.9%の企業が【やや満足している】と回答しました。

AIの作成する文章は、使い方によっては人間の書いた文章と見分けがつかないほどにクオリティが高くなることもあり、AIが書いた文章を識別するためのツールが存在するほどです。

AIツールの利用経験がない企業のうち、半数以上は今後の利用を予定している

コンテンツ作成でAIツールを「利用したことがない」と答えた企業に対し、「今後AIツールを利用しますか」と質問しました。
【積極的に利用する】(22.4%)と【一部利用する】(34.7%)を合わせると、半数以上の企業が、今後利用を予定していることが分かります。
一方で【わからない/未定】との回答も36.7%と最多でした。しかし【利用するつもりはない】との回答は6.1%にとどまっています。

AIをコンテンツ作成に活用するヒント

現時点では、独自データのインプットなしにコンテンツを制作するのは、定形文以外では十分な品質になりません。そのため、人間が書くための参考材料を提供してもらう、動画や音声や過去執筆済の文章などを渡し、それらを材料として編集してもらうといった使い方を推奨します。それでもAIに執筆を任せたいという方に向けていくつかポイントをご紹介します。

コンテンツ作成の目的を明確にする

AIにコンテンツを作成させる前に、まずコンテンツ作成の目的を明確にしましょう。「どのようなユーザーをターゲットとするのか」「コンテンツを通して何を伝えたいのか」「何を達成したいのか」を明確にしてAIに指示を出すことで、AIがより適切な情報を提供してくれるようになります。

質の高いデータを用意する

インターネット上にないデータを自ら収集してAIに渡すことで、質の高いコンテンツを作成できます。例えば、アンケート調査のデータや、現場の声やお客様の声などを集めてAIに渡すなどの使い方です。誰もがAIを使ってコンテンツを作成できる時代には、自社にしかないデータや【体験】を基にしたコンテンツを作成することが差別化の鍵となります。

尖った要素(コンセプト、視点)を追加する

AIは、収集済みのデータを参照してもっとも妥当そうな回答を返します。つまり、その仕組み上、どうしても平均的でどこかですでに書かれているような内容になりがちです。AIに質の高いデータを渡すのとあわせて、平均から離れたような尖った要素(コンセプト、視点など)を追加することが良質なコンテンツを作成するためのコツです。

不正確な情報や著作権に触れる内容がないかチェックする

AIが作成したコンテンツには、正確でない情報や他サイトからのコピー文章が含まれている可能性があります。AIを使用してコンテンツを作成する際には、公開前に必ず人間の目で情報の正確性や著作権の問題がないかをチェックしましょう。

AIが出力した内容に対してフィードバックする

AIがどのような情報を参照して文章を作成したのか理解し、AIにフィードバックを提供することで、AIがそれを学習し、今後より優れたコンテンツを作成できるようになります。トーン&マナーの統一など、少しずつ育てていくことができます。

AIが作成したコンテンツを人間が修正・補完する

複雑な文脈や状況では、AIの作成するコンテンツは不十分なものになってしまうことがあります。また、部分的には問題のない文章のように見えても、全体的に見ると整合性が取れていない場合があります。
AIが作成した文章を人間が修正・補完することで、より質の高いコンテンツを作成できます。

サイトエンジンのサービス紹介

AIを活用したマーケティングや営業の業務改善

AIを駆使して、マーケティングや業務改善を支援します。お客様の社内に蓄積された情報を有効活用することで、効率よく集客できるようになります。また、AIとお客様が利用中のシステムを連携させることで、人間が担当する必要のない業務を自動化します。

調査資料の無料ダウンロード

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
今回の調査結果は、レポートとして資料にまとめております。レポートをダウンロードいただくと、全ての調査結果を見ることができます。ダウンロードは無料ですので、御社のマーケティング運用・業務改善のためにぜひお役立てください。レポートの無料ダウンロードは以下のボタンから。

サイトエンジン編集部

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