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【ライターインタビュー】貴重な存在?歯科管理栄養士×薬機法ライター石川さんの熱意

2021年8月6日

かくたまでは、企画から記事の執筆まで含めたコンテンツ制作を請け負っています。一般的な内容をまとめる記事はもちろん、専門の資格を持った有識者のライティングおよび監修をお受けすることも可能です。

今回は、歯科栄養士および薬機法の資格取得者であり、ライターやセミナー講師として活躍している石川桃子さんにインタビューをさせていただきました。

【経歴】

名前:石川桃子

管理栄養士、歯科管理栄養士、薬機法ライター

歯科医院で管理栄養士として入社し、ライターとして活動。

歯科栄養ベーシック講座を開講し、2021年2月に薬機法ライターとして活動を開始。現在は、歯科医院を退職し、歯科管理栄養士×薬機法ライターとしてフリーランスで活動している。

【実績】

2017年~現在

歯科医院での栄養指導350件以上。リーフレットの作成や医院のSNSにて栄養情報を提供している。

2019年

>3月 歯科チャンネル出演

>5月 YouTube(ヒロワちゃんねる)出演

    リンククロスシル様にて2本記事作成

>7月 セミナー講師【噛むことの大切さ】

>7月 歯科雑誌 アポロニア21 2019年8月号掲載

>12月 多職種交流イベント ー 第3回歯スティバル運営

               メールマガジン【歯科栄養士になるために知っておきたい7つのこと】配信開始

2020年

>1月 歯科栄養ベーシック講座開講

    ちそう様 記事監修採用

>8月 もぐうぇる様にてライター採用

>9月 セミナー講師【予防で成果を上げる為に必要な≪食事指導システム≫の作り方】

>12月 多職種交流イベント ー 第4回歯スティバル運営・講師

2021年

>4月 歯科雑誌 アポロニア21 2020年4月号掲載

    リンククロスシル様にて3本記事作成

>5月 セミナー講師【管理栄養士が歯科衛生士に伝えたい 食事と歯科を掛け合わせた予防の魅力】

【Q&A】

ーさっそくですが、管理栄養士を目指したきっかけや、管理栄養士としてどのようなお仕事をされていたのかお聞きしてもよろしいでしょうか?

石川さん:管理栄養士を目指した理由は、大切な人の健康を守るために栄養について専門的に勉強したいと思ったことがきっかけでした。

現在は歯科医院で管理栄養士として勤務しております。

ー通常、歯科医院でも管理栄養士さんって勤務しているのですか?

石川さん:まだ一般的ではないため、珍しいと思います。歯科医院で管理栄養士がいることはあまり想像できないですよね。なぜ、管理栄養士が歯科に携わる必要があるかというと、予防をするためには口腔内の清掃だけではリスクが全て無くなるわけではなく、食事によるリスク低減もしていく必要があるからです。例えば、虫歯予防のために甘いものをコントロールできるよう指導したり、糖尿病は歯周病のリスクを高めるため糖尿病にならないための栄養指導などをしたりして予防歯科に管理栄養士として貢献できるのです。

歯科疾患に関連した栄養指導を業務として行うのですが、実は、管理栄養士養成学科で口腔を学ぶ機会は少ないのです。そのため、同じ管理栄養士でも歯科と栄養を掛け合わせて話せる方は少ないのが現状です。歯科で働く管理栄養士が現在増えてきているのですが、管理栄養士・歯科医療従事者双方の知識不足からか、栄養指導をしている医院はまだまだ少ないです。

ーでは、石川さんは栄養士としても歯科医院勤務としても、とても貴重な存在なんですね!

石川さん:自分で言うのはおこがましいかもしれませんが、歯科医院で実績をもっている管理栄養士は少ないので、貴重だと思います!!

ー管理栄養士でありながら、ライターとしてもお仕事をされた理由、きっかけなどはございますか?

石川さん:ライターをはじめたきっかけは、栄養の記事を見ていて偏った思考の記事がかかれていることがちらほら見受けられ、管理栄養士として正しい知識をたくさんの方に発信出来たらいいなと思い、はじめました。
管理栄養士が執筆に携わることの多い健康系記事は、薬機法や景品表示法という法律が関わるものも多いため、薬機法の勉強をはじめました。現状、薬機法等を意識してライティングできている管理栄養士は少なく、だからこそ知識を活かし、消費者に正しい情報を伝え、より良い商品は広めていきたいと考えています。

ーどのような記事を書かれているのでしょうか?得意分野や専門分野はありますか?

石川さん:現在お付き合いしているメディア様の記事は以下の通りです。

  • 30~40代向けメディア様でのダイエット記事
  • 40~50代向けのヘルスケアについての記事
  • 流行りのダイエット記事
  • 食メディア様での食品の栄養素の記事(編集注:もぐうぇる様…サイトエンジンで記事製作)

実際の執筆記事:

https://mogwell.karadashift.jp/80113

https://mogwell.karadashift.jp/80349

管理栄養士として、ヘルスケア、ダイエット、歯科・医療が得意分野です。それらを組み合わせての執筆も得意です。特に歯科疾患×食事(栄養)は私だからこそ書ける分野だと思います。流行の食品やダイエット、食事法などの知識も職業柄、対象者さんに聞かれたときに答えられるようにリサーチしているため、得意としております。

そして、2021年8月より薬機法の課徴金制度が始まることや、広告の取り締まり強化、アフィリエイトの大規模調査などと、管理栄養士として健康食品監修などに関わる機会もあるため、B&Hpromoter’sの薬機法コピーライター1級講座を受講し、現在「薬機法ライター」としても活動しております。

ー薬機法についても勉強されているのですね。具体的にどういったことをお仕事でされるのですか?

石川さんB&Hpromoter’sの薬機法コピーライター1級講座は、薬機法チェック・リライトのための知識に加え、商品などがどのようにして売上アップに繋がるか、セールスコピーライティングを学ぶことができます。そのため、LPを薬機法を意識しながら作成することも可能です。週に1回事例検討会が開催されているため、常に知識をアップデートできています。2021年7月には管理栄養士対象の薬機法ミニセミナーを行い、栄養×薬機法の重要性を広めていく活動も行っていきます。併せて、健康食品やサプリメント、美容などの分野での、薬機法を意識したライティングに力を入れていく所存です。

ーなるほど。ライティングに加え、LPの作成も可能ということですね?

石川さん:はい!LPに関しましては、現在同じ薬機法コピーライター1級講座を受講しているデザイナーさんと組み、構成からデザインまで対応可能です。お気軽にご相談いただければと思います。

ーありがとうございます!では、管理栄養士ライターとしてなにか気をつけていることはありますか? 

石川さん:読者さんが読みやすいように、専門知識をかみ砕いた表現、かつ、回りくどくない表現を意識して執筆しております。記事を検索する際にどんなワードを使用するかなども考え、SEOも意識しながら執筆しています。

ー歯科医院での管理栄養士としてのお仕事や経歴、どのような知識があるのか詳しく教えていただきたいです。

石川さん:歯科医院では管理栄養士として丸4年勤めました。業務は、栄養指導や医院のSNSを用いて栄養学を発信したり、院内のリーフレットを作成したりしています。ほとんどの管理栄養士は口腔内の知識はほとんどありません。ですが、私自身は健康に関しても、食べる入り口となる口腔内の知識と栄養に関しても、両方の知識をもっているため、新しい切り口から健康サポートをすることができるのが強みです。

 ーセミナー講師も行われた経験があるのですね。どんな方へセミナーをされたのですか?

石川さん:今までさまざまな対象者さんにセミナーを行ってきました。一般向けに咀嚼の重要性をお伝えするセミナーもあれば以下のような医療従事者向けのセミナーも行った経験があります。

  • 歯科医院向けセミナー

歯や口腔内も全て食事(栄養)からできているため、歯科疾患を予防していく上で、食事(栄養)は欠かせないことをレクチャーしました。

そして、予防を心がけている患者さんが増えている中、周りの医院と同じやり方では医院を選んでもらう理由が薄れてしまうため、食事を取り入れる事によって予防には欠かせない知識と信頼が生まれ、特別な信頼関係を生むことができ、患者さんが医院を選ぶ理由が増えるというメリットもありますね。

  • 歯科衛生士向けのセミナー

歯や口腔内も全て食事(栄養)からできているため、歯科疾患を予防をしていく上で、食事(栄養)は欠かせないことをレクチャーしています。

歯科衛生士養成学科では栄養学は少ししか学ばず、食事(栄養)を理解している方は少ないため、栄養の知識を取り入れることで他の歯科衛生士さんよりも患者さんとの信頼関係がグッと縮めることができます。

ー勤めていた歯科医院では、管理栄養士の業務は確立していなかったのですか?

石川さん:現在勤務している歯科医院は、もともと管理栄養士は勤務していなかったため、業務は確立していませんでした。しかし、予防歯科の観点から、栄養のことを無視することはできないため、どうにかして栄養指導を立ち上げられるよう、試行錯誤しました。管理栄養士として歯科知識を習得するのにも1年以上かかっています。
当時、歯科栄養を学べるセミナーはなく、本や歯科の基礎知識から独学で栄養との関連性を探しながら論文を探しました。そのため、管理栄養士として患者さんにどうやったらお役に立つことができるか長い間とても悩みましたね。
しかし、自分だけその知識を習得したところで患者さんと多くの時間を関わるのはドクターと歯科衛生士さんです。食事の重要性を働くスタッフ全員に知識を共有し、患者さんに食事が予防に重要だということを伝えられるようレクチャーしたことで、今ではたくさんの患者さんへ予防歯科に食事の重要性を知っていただけるようになりました。今では多くの患者さんへの栄養指導を行わせていただいています。

ーどういった経緯でご自身でセミナーをするようになったのですか?

石川さん:現在、歯科医院に勤めて栄養指導ができない管理栄養士さんが多く、自分の経験がたくさんの方のお役に立てたらいいなという思いから、栄養指導を実施するまでに、チーム連携やスタッフの栄養知識の向上、自身の歯科知識を習得することがキーポイントとなったため、経験談を交えてセミナーを行わせていただいたり、独自に管理栄養士向けの歯科医栄養ベーシック講座の立ち上げも行ったりしました。

ーセミナーのほかに管理栄養士さん向けの講座まで立ち上げたのですね!

石川さん:管理栄養士さんが歯科医院で働くことも今では増えてきているんです。しかし、私が歯科知識や栄養と掛け合わせどのようにお役に立つことができたか苦しんだように、入社してもどうやって勉強したら良いのかわからないという管理栄養士さんが多くいらっしゃいます。学ぶ機会を私がつくればもっと管理栄養士さんが患者さんのためにお役に立つことができると思い、講座の立ち上げ、歯科管理栄養士さんのサポートも行っています。実際に受講した生徒さんからは、「自分自身がどうやって仕事をしていくのか想像できた。医院に相談して計画を立てていきたい!」「口腔と栄養の関係性を勉強でき、患者さんに食事の重要性を話せるようになった!」などと講座を受けてすぐに知識を活用し活躍している感想をいただけております。

ーありがとうございました!最後に今後の意気込みなどお伺いできますか?

石川さん:今後も管理栄養士×薬機法ライターとしてたくさんの方のお役に立っていけるように知識と技術のアップデートを行い、正しい情報を発信し続けたいです。

また、お仕事を頑張ってされている経営者さん向けにパーソナル栄養指導もやっていきたいなと考えています。何かご縁がある際は是非お声がけいただければと思います。

この度は、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。

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梅澤菜未

この記事を書いた人

梅澤菜未

サイトエンジン株式会社ディレクター/元webライター/ サイトエンジン株式会社にて主に制作面のディレクションを行っています。社内でよくExcel職人しています。

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