企業様のコンテンツマーケティングを支援する取り組みの一環として、サイトエンジン株式会社(以下、サイトエンジン)は、コンテンツマーケティングを実施しているBtoB・BtoC企業のデジタルマーケティング担当者様192名を対象に、コンテンツマーケティングの実施状況に関するアンケート調査を行いました。
調査の結果から、BtoB・BtoCの傾向の違い、利用するチャネル、月々の予算、2023年注力予定の施策、コンテンツ制作の課題などが明らかになりました。
また、調査資料では今回の調査結果をもとにしたBtoB企業様に適切なコンテンツマーケティング手法を公開しています。コンテンツマーケティング実施の際にご活用ください。
調査結果のすべて、BtoBコンテンツマーケティングチェックリスト、BtoB企業に適したコンテンツマーケティング手法を含んだ調査資料はこちらから無料でダウンロードしていただけます。
■調査概要
- 調査実施期間:2022年10月30日~2022年11月1日
- 調査機関:自社調べ(調査ツールFastask使用)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:コンテンツマーケティングを実施している企業のデジタルマーケティング担当者 192名
■調査結果概要
- 75%以上の企業が最低でも週1回何らかのコンテンツを配信している
- 45%以上の企業がコンテンツ制作の時間または人が足りないと認識している
- 月々コンテンツマーケティングにかける予算は301万円~500万円が最も多い
- BtoB企業はWebサイト運営に注力し、BtoC企業は顧客とのコミュニケーションに注力している
- 時間と人員など基本的な組織体制が改善ポイント
- BtoB・BtoCでは意思決定の長さの違いにより活用チャネルも異なる
調査対象企業情報
様々な規模の企業192社を対象に、現在実施しているコンテンツマーケティングの状況についてアンケート調査を行いました。アンケートに回答いただいた企業の規模とビジネスモデルの内訳は以下の通りです。
アンケート調査結果
1. 75%以上の企業が週1回以上コンテンツを更新している
コンテンツマーケティングを実施している企業のうち、BtoB・BtoC企業ともに週2~4回更新できている企業が最も多い結果となりました。どちらも75%以上の企業が週1回以上の更新ができていますが、反対にBtoBでは17.5%が、BtoCでは24.3%が、週1回以上の更新ができていません。
2. BtoB・BtoCともに時間と人が足りていない
SaaBtoBとBtoCともに8割近くが更新頻度を上げられると思いながらも、半数以上が「時間がない」ことを理由として更新頻度が上げられないようでした。「人が足りない・記事ネタがない」も4割と多い結果となりました。コンテンツ制作の優先順位が低い企業は1割以下のため、コンテンツを増やしたいと思いながらも、人員の少なさや他業務の影響により満足に更新できない現状があるようです。
3. BtoBは情報の深さ、BtoCは広く拡散に注力
BtoB企業に比べ顧客数の多いBtoC企業では拡散に向いているSNS運用が51.5%とトップでした。BtoB企業ではサービス導入までの検討期間が長いためナーチャリングに向いているメルマガ(51.6%)や大量の情報提供に向いたSEO記事(50.9%)、動画(49.7%)、ホワイトペーパー(49.1%)などが多く実施されていました。
4. WebサイトとSNS他、多様なチャネルで発信するBtoB
BtoB・BtoC企業ともに利用チャネルは自社サイトやSNSが多い結果でしたが、特にBtoB企業に関しては自社サイトとSNS以外もまんべんなく幅広いチャネルでアプローチしているようです。
5. C向けにも多く利用されるFacebook
BtoC・BtoB企業ともに手軽さと拡散性のあるTwitterを利用する割合が高くなっています。次点で視覚的に訴求できるInstagramの利用が多くなっています。一般的にはビジネス向けにBtoB企業がFacebookを利用する割合が多いと言われる傾向にありますが、むしろBtoC企業の方が精力的にFacebookを利用しているようです。
6. 月々予算は301万円~500万円が最も多い
予算を把握している企業の中では、BtoBとBtoC企業とも301万円~500万円の範囲で予算をかけている企業が最も多い結果となりました。また大きな企業ほど予算もあるためか、人数の多い企業ほどコンテンツマーケティングに予算をかけているようでした。
コンテンツマーケティングトレンド調査結果まとめと改善ポイント
BtoB・BtoC企業とも75%以上の企業が週1回以上のコンテンツ更新ができているにもかかわらず、半数近くが時間と人が足りないと認識しています。コンテンツマーケティングに一定の効果を感じているものの、さらに成果を出すためにはコンテンツ量が足りないと感じているようです。多くの企業が、コンテンツを作成する基本的な組織体制から改善する必要があります。
以下ではアンケート調査結果を基にしたコンテンツマーケティングの改善ポイントをご紹介します。
認コンテンツ制作体制の改善
社内のコンテンツ制作体制が不十分だと認識している企業が多いため、内製化していくのか外注に振り切るのか、または部分的に内製と外注を使っていくのかラインを見極める必要があります。ただどちらにしても専門とする担当者を配置し、適切なリソース配分ができるように教育する必要があります。
使用チャネルの選定
BtoB企業はSEO対策や記事制作などWebサイト運営周りの情報提供施策に注力している傾向があり、BtoC企業はSNS・セミナー・イベント・コミュニティ作りなど顧客とのコミュニケーションに注力している傾向があります。もしもコンテンツマーケティングが上手くいっていないのであれば、チャネルから見直すことも検討しましょう。
サイトエンジンがご提供するBtoB企業様向けのコンテンツマーケティングマーケティング支援
十分な調査を踏まえ、ユーザーを納得させるSEOコンテンツをライティングします。
顧客ニーズを的確にとらえ、コンバージョンを促進するホワイトペーパーを制作します。
顧客がなぜ自社製品を採用し、どう活用しているかを取材して記事にします。
コンテンツマーケティングの運営体制を構築します。スポットの研修から半年~1年単位の内製化支援まで行います。
顧客の検討段階に合ったCVポイントへ誘導するなど、契約までの導線を意識して情報設計から行います。
セミナー動画、サービス紹介動画、YouTube動画など様々な動画制作を代行します。
メールマガジン用の原稿を企画からライティングまで行うサービスです
登壇以外のオンラインセミナーの業務を代わりに行い、参加者数を増やします
FacebookやTwitterなどSNSの運用代行を承ります
アンケート調査をもとに資料、記事、プレスリリースなど作成し、企業の信頼性向上に貢献します。
成約率を上げる、拡散して流入を増やす目的の診断コンテンツを制作します。
お見積り・年収シミュレーションなど、ユーザーに使ってもらえる計算ツールを制作・開発します。
調査資料の無料ダウンロード
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
今回の調査は資料にまとめております。 資料には調査結果のすべて、BtoBコンテンツマーケティング改善チェックリスト、BtoB企業に適したコンテンツマーケティング手法を含んでおります。
無料でダウンロードが可能ですので、コンテンツマーケティングの情報収集にご利用ください。
調査資料の無料ダウンロードはこちらから。