コンテンツマーケティングには、集客以外の貢献、顧客ニーズ収集と仕組み化、学習のきっかけになるなど、さまざまなメリットがあります。これからコンテンツマーケティングを開始するために、社内で予算稟議を通すための資料を作成する方におすすめの内容です。
集客以外にも貢献
コンテンツは以下のようなファネルの認知の部分だけではなく、すべてのプロセスで使えます。
以下のようなメリットがあります。
- SEOで集客して認知度を上げることができる
- SNSに投稿する材料になる
- ホワイトペーパー化してリード獲得に使える
- 獲得したリードに情報提供する材料になる
- 課題への気づきを与える
- 製品の補足説明をして理解を深める
- 成約率の改善する
- 同じ質問が届くことを減らし対応工数を削減する
- リピート率を改善する
- アップセル・クロスセルを増やす
- 拡散してもらうきっかけになる
- 求人への応募者数を増やす
顧客ニーズを集めて仕組みを改善するサイクルを回せる
コンテンツマーケティングに本格的に取り組むと、顧客のニーズを知るきっかけが増えて、学習サイクルを回しやすくなります。社内のさまざまな部署の担当者がコンテンツ制作に関与すれば、会社全体でニーズの収集が習慣になっていきます。
このサイクルのように、新しいニーズを発見したら、そのニーズに社内の誰もが対応できるように社内ドキュメントを作ります。その後、ドキュメントを改善して、社外に見せられるコンテンツにします。
コンテンツを顧客に提示することで、何らかの反応が見込めるので、新しいニーズを再度発見するきっかけになります。
学習のきっかけになる
日々の業務内容のうち、どんなことがコンテンツのネタになるかを考えることで、メンバーの学習のきっかけになります。
特に顧客と接する機会が多い部署は、月1回、四半期に1回など頻度を決めて、コンテンツの制作をするルールを決めて取り組むのをおすすめします。
顧客にとってわかりにくいところや、トラブルになりやすい箇所などを把握して、それらをコンテンツとして制作します。漫然と業務をすすめるのではなく、ネタを探しながら業務をするようになれば、改善案が生まれやすくなります。また、伝え方や文章力の改善も期待できます。