本記事ではコンテンツマーケティングの外注について解説しております。
コンテンツマーケティングの良さは把握していても、自社で全て行うとなると特に労力面でハードルの高い施策です。よって外注されている企業様も多くなっています。本記事ではコンテンツマーケティングを外注するメリットや注意点、委託先の企業の選定基準などについて解説しております。本記事を最後まで読めば、外注するまでにどのようなことを準備しておけば良いか迷うことはなくなるでしょう。
■こんな方にオススメの記事です
- コンテンツマーケティングの導入を検討されている企業様
- コンテンツマーケティングをするにあたりリソースが足りていない企業様
- コンテンツマーケティングをするにあたりノウハウが足りていない企業様
■本記事を読むメリット
- コンテンツマーケティングを外注するメリットが分かる
- コンテンツマーケティングを外注する際の注意点が分かる
- コンテンツマーケティングを外注する会社のチェックポイントが分かる
ではまずは改めて、企業が絶対にコンテンツマーケティングをやるべき理由について解説いたします。
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企業が絶対にコンテンツマーケティングをやるべき理由
コンテンツマーケティングの外注を検討されている企業様であれば、コンテンツマーケティングのメリットについてはすでにご存じでしょう。よってここではおさらいとして軽く、企業がコンテンツマーケティングを行うべき理由について挙げています。
- 導入時のハードルが低い
- 広告費の削減につながる
- SNSでの拡散が期待できる
- コンテンツが資産として残る
- コンテンツを二次利用できる
- 顧客ロイヤリティが向上する
- 場所にとらわれずアプローチできる
- 今までにない顧客層にアプローチできる
- インターネット時代の消費行動に対応できる
- 24時間働く営業マンがいるのと同じ状況になる
- 専門家として信頼されブランディングにつながる
- Googleのアルゴリズムがコンテンツマーケティングに有利になってきている
このようにコンテンツマーケティングをやるべき理由はたくさんあります。
こちらの記事ではコンテンツマーケティングの基礎知識について解説しておりますので、事前知識としてこちらも合わせてご覧ください。
関連記事:コンテンツマーケティングとは? メリット・種類・実施の流れなど徹底解説
コンテンツマーケティングには様々なメリットがあり、デメリットとしては自社でやろうとするとリソースとノウハウが必要になるということくらいです。よってコンテンツマーケティング自体は実施された方が良いのですが、社内のみで行うとなると大変ですので、以下からはコンテンツマーケティングの外注化について解説いたします。
コンテンツマーケティングを外注する7つのメリット
ではここからはコンテンツマーケティングを外注するメリットについて7つご紹介いたします。
■コンテンツマーケティングを外注する7つのメリット
- 方針のブレが出にくい
- 専門家の知見を利用できる
- 読者のニーズに沿ったコンテンツ作成ができる
- 人的リソース不足を払拭できる
- コンテンツ制作の引き出しが増える
- 社内のみで行うより早く成果が出る
- 内製化よりも人件費と時間ともに低コストになる可能性がある
方針のブレが出にくい
コンテンツマーケティングをするにしても、ただ闇雲に記事やダウンロード資料を作成しても効果を出すのは難しいでしょう。
コンテンツを作成する前に、コンテンツ作成の方向性を定めるのが良いです。
- 誰に向けて
- どんな内容を
- どんなマーケティングチャネルで
方針を定めることで、作れるコンテンツの幅が狭くなるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ターゲットやチャネルを明確にすることで、ユーザーにとって「自分事」となるコンテンツが作りやすくなります。そうなると成約率も向上するため、方針を定めておくのは大切なのです。
また、方針を定めておくことは、顧客像など社内の共通意識を持つことにも繋がります。商品開発部門やインサイドセールスチーム、営業チームなどと連携が取りやすくなります。
専門家の知見を利用できる
事業会社にお勤めの方が、本業の知識も得ながらコンテンツマーケティングの情報も収集し続けるのは至難の業です。コンテンツマーケティングは得意とする専門企業に任せて、それ以外の本業や集客施策に注力するべきです。
読者のニーズに沿ったコンテンツ作成ができる
見込み顧客に自社のコンテンツを届けようとすると、どうしても自社の言いたいことを発信してしまい、見込み顧客のニーズとは乖離してしまうことがあります。
しかしコンテンツ作成を外注することで、第三者の視点から客観的に御社の顧客のニーズを掘り下げられるようになります。
人的リソース不足を払拭できる
コンテンツマーケティングに限ったことではありませんが、コンテンツ制作を外注することで人的リソース不足を解消できます。
コンテンツマーケティングではとにかく労力が必要です。1記事生み出すまでに多くの時間と労力を取られることは、1度記事作成を経験された方ならお分かりではないでしょうか。
実働は専門とする会社に任せて、自社では企画のすり合わせと成果物のチェックのみをする、という体制にしましょう。
コンテンツ制作の引き出しが増える
コンテンツマーケティングと言うとSEO対策された記事を投稿し続けることをイメージされている方が多いです。またコンテンツマーケティング会社も、そういった文脈でコンテンツマーケティングを説明することがあります。
しかしコンテンツと言っても記事だけではなく、ホワイトペーパーや動画、SNS、ウェビナーなど様々なマーケティングチャネルが存在しています。
また内容に関しても、ノウハウ・事例・業界トレンド・調査報告・よくある質問など様々です。
自社のみでその全てを使いこなすのはハードルが高いですが、依頼先と連携し続けることでノウハウを吸収し引き出しを増やすことができます。
社内のみで行うより早く成果が出る
コンテンツは質が大事なのは大前提ですが、量も十分量必要です。例えばしっかりした記事を書こうと思えば、企画からライティング、CMS入稿まで行うと、1人当たり週に1記事から2記事程度が限界でしょう。
それを自社のみで他の仕事をしながら行うのはあまりにもリソースを削ぐ行為です。必要量を生産する頃には時間がかかり過ぎて機会損失を生んでいた、なんてことになりかねません。ただでさえコンテンツマーケティングは農業のように成果が出るまで時間がかかるので、外注化してスピード感を出すことが重要です。
あまりにも結果が出るまでに時間がかかってしまった場合、理解ある経営層なら良いのですが、そうでない場合はコンテンツマーケティングという施策自体をやめなければならなくなってしまいます。早く成果を上げて上長を安心させるためにも、コンテンツマーケティングを外注するべきです。
内製化よりも人件費と時間ともに低コストになる可能性がある
コンテンツマーケティングに限ったことではありませんし、先の話と共通する部分がありますが、自社で行うと結果が出るまで時間がかかる場合があるために、外注してしまった方が安く済むケースがあります。
ゆくゆくは内製化を進めても良いですが、成果とノウハウを得るまでは先に外注化を進めるのが良いでしょう。
コンテンツマーケティングを外注するときの5つの注意点
ここからはコンテンツマーケティングを外注する際の注意点5つを解説いたします。
■コンテンツマーケティングを外注するするときの5つの注意点
- 外注する業務範囲を明確にする
- 丸投げすると自社にノウハウが溜まらない
- コンテンツマーケティングの基礎知識を付ける
- 最終目標(KGI)や中間目標(KPI)を設定する
- 成果が出るまでに時間がかかることを上長に理解してもらう
外注する業務範囲を明確にする
コンテンツマーケティングを外注する際は、どこからどこまで任せるのか、業務範囲を明確にしておきましょう。
まともなコンテンツ制作会社なら打ち合わせの際にすり合わせるのは当たり前にやってくれることですが、投げっぱなしにせず予め自社でも委託する業務範囲の目途をつけておくことをお勧めします。
特に企画立案から任せるのか、企画や方向性は自社で決めて記事の構成決めやライティングはコンテンツ制作会社に任せるのかくらいは決めておきましょう。
丸投げすると自社にノウハウが溜まらない
コンテンツマーケティングを外注すると、専門家の知識に触れることができます。しかしこれは取り組む姿勢の問題ですが、あまりにも丸投げが過ぎるとコンテンツの良し悪しや方向性が判断できないままになってしまいます。丸投げしたままでは委託先からのアウトプットに対してのフィードバックが薄くなり、結果的にコンテンツの質も高まりません。
それではノウハウも溜まらず結果も出ないので、受け身にならないよう注意しましょう。
コンテンツマーケティングの基礎知識を付ける
先の項目と共通する部分ですが、外注するにしてもコンテンツマーケティングに対する理解を深めることは大切です。また基本的な知識を社内で共有してもらうことも大切です。コンテンツマーケティングがどういうものか、どんなメリットがあるのかわからければ、社内の協力を得ることは難しくなるでしょう。
また外注先の選定や、依頼後のコミュニケーションの際にも、コンテンツマーケティングに対する基礎知識があった方が業務が円滑に進み、成果を出しやすくなります。
最終目標(KGI)や中間目標(KPI)を設定する
ただ流行っているから、良いと聞いたからやってみた、ということでは出るはずの成果も出ません。
【いつまでに・何を・どうしたい】からコンテンツマーケティングに取り組むのか明確にしておきましょう。
コンテンツマーケティングで目指す指標は様々ありますが、代表的なものは以下のようなものです。
- お問合せ
- 資料請求
- 購入
- 会員登録
- 予約
こういったことを、いつまでにどのくらいにしたいのか、数値目標を決めることが大切です。最終目標(KGI)や中間目標(KPI)を設定することで、進捗状況が分かりますので、打ち合わせの際に決めておきましょう。
成果が出るまでに時間がかかることを上長に理解してもらう
コンテンツマーケティングの基礎知識の部分でもありますが、コンテンツマーケティングは成果が出るまでに時間がかかります。それは単純にSEOの効果が出るまでに質の良い記事が相当数必要になることからも事実ではあります。SNSや動画コンテンツでも同じことです。
コンテンツマーケティングは蓄積性のある施策のため、一度成果が出始めれば後は安定してお問い合わせや資料請求などが増えてくれるものです。しかし、そうなるまでに時間がかかる点を上長や経営層に理解してもらわなければ、「まだ結果が出ないのか!」と言われてしまいかねません。
コンテンツマーケティングを始めるのであれば、成果が出るまで半年から1年間はかかると考えて、中長期的に費用を回収する投資的な共通ビジョンが必要になります。
よってそういった説得材料を与えてくれる会社を選定することを意識しておきましょう。
コンテンツマーケティングを外注する会社のチェックリスト17個
以下からはコンテンツマーケティングを外注する会社選定のためチェックするポイントを17個解説いたします。
■コンテンツマーケティングを外注する会社のチェックリスト17個
- コンテンツマーケティングをしている会社か
- 目的や目標のすり合わせができるか
- 実績、事例や方法が詳しく説明されているか
- 制作プロセスと体制を詳細に説明してもらえるか
- SEOキーワード調査や企画の方法
- ライターの経歴や実績などを開示してもらえるか
- 校正校閲などの品質管理の方法
- 監修は依頼できるか
- 画像や図表など素材の用意やデザインは含まれているか
- CMSへのアップは任せられるか
- 集客までやってもらえるか
- コンバージョンを増やせるか
- アクセス解析データによる改善は業務範囲に含まれるか
- ノウハウを開示してもらえるか
- 戦略や運用のコンサルティングも頼めるか
- SEO記事作成以外の施策も対応できるか
- 担当者は報連相をしてくれるか
これらチェックリストを全て満たしていないといけないというわけではありません。例えば画像の選定やCMS入稿は自社で行ったり、SEO記事以外のコンテンツ制作は他社に依頼したりしているなど、御社の都合に合わせて外注する会社を選定しましょう。
コンテンツマーケティングをしている会社か
コンテンツマーケティングの代行会社なのに、自ら実施していないことがあります。必ずしも駄目なわけではないですが、自社でコンテンツマーケティングを実施しているところのほうがノウハウを持っています。日々検索エンジンの傾向が変わり、コンテンツの作り方は変わるため、実験できるWebサイトをきちんと運用している会社は強いです。
目的や目標のすり合わせができるか
コンテンツマーケティングを実施する目的や目標について相談してみましょう。いつまでにどういったKGI、KPIを達成しないといけないかによって、施策や狙うべきターゲットは変わります。制作をただ代行してもらうのではなく、一緒に数字を作っていける発注先がおすすめです。
手段が目的化しているときに止めてもらえるようなパートナーが望ましいです。
実績、事例や方法が詳しく説明されているか
以下のような実績はあまり参考になりませんので要注意です。
メディアで月間100万PVを突破
●●というキーワードで1位
なぜなら、その会社がその数字を達成するためにどう貢献したのか、いつの実績なのかなどがわからないと、それらのデータに意味はないためです。変化の激しい業界ですから、過去の成果が出たときの方法がわからなければ、現時点でも再現性のある方法なのかがわかりません。
達成したときに制作したコンテンツが開示されているか、もしくはお客様のインタビューなどで内容がわかるものが理想です。
制作プロセスと体制を詳細に説明してもらえるか
コンテンツ制作の流れを説明してもらいましょう。何人が関与するか、企画の立て方、ライターの経歴、校正校閲の体制、アイキャッチ画像や図表のデザイン、CMSへの公開作業の対応可否など、プロセスをなるべく詳しく説明してもらいましょう。体制を事前に確認してください。
参考:編集者/ライター/監修者などオウンドメディア運用の役割分担
進め方は発注先によって大きく異なります。
- 大枠のコンセプトだけを決めてライターさんに完全におまかせにする
- 編集会議を開催して、企画や記事の構成案など相談しながら依頼する
極端な例として書きましたが、この1と2では納品原稿も費用も大きく変わるのは明白です。
注意していただきたいのは、この2つの例の良し悪しを比べているのではないということです。あなたの会社に適した方法で進める会社を選びましょう。
以下特に重要なプロセスについて書きます。
SEOキーワード調査や企画の方法
コンテンツを制作する前に、何をどう伝えるかの企画をします。企画のために以下のようなことを実施します。
- 顧客調査(ユーザーインタビューやデータ調査など)
- ペルソナの作成
- カスタマージャーニーマップの作成
- SEOのためのキーワード調査
- SNSなどでユーザーに人気のコンテンツの調査
- Yahoo!知恵袋や教えてgooなどの質問系サイトでのユーザー投稿の調査
- キーワードの整理分類
- トピックスの整理
- 記事の構成案作成
コンテンツ企画で成果は大きく変わります。企画に関与してもらえるか、どのように制作するコンテンツを選ぶのかを確認してください。
ライターの経歴や実績などを開示してもらえるか
ライターの経験やスキルを開示してもらいましょう。どういう基準でライターを選んだのかを聞いてください。あと、執筆記事のURLも実績として開示してもらいましょう。
校正校閲などの品質管理の方法
原稿チェック、修正の体制を確認してください。もし誤字脱字や文法の誤りが残っている原稿が納品されたら、修正するのに時間がかかって外注するメリットが薄れてしまいます。
事実確認や参照先が大元の情報源になっているかなどの確認も大切です。参照元が記事とセットで管理されていれば、校正校閲担当が確認できますが、もし参照元URLが開示されなければチェックのしようがありません。
参考:Web記事の校正と校閲とは? プロ校正者の作業内容を解説
監修は依頼できるか
専門的なコンテンツの場合、品質を高めたり、事実確認するために監修者を入れます。特に医療や金融などのコンテンツは法律による表現の制限やコンプライアンス遵守などの基準がありますから、有資格者などの専門家に入ってもらいます。
必要になる場合、監修者の手配を依頼できるかを確認しましょう。監修により原稿を修正してもらうだけではなく、名前や顔写真やプロフィールをコンテンツに併記することで、信頼性を高める効果もあります。
画像や図表など素材の用意やデザインは含まれているか
コンテンツはテキストだけではなく、図表、イラスト、動画など様々な伝え方があります。テキストで記事を書いてもらうときに、画像をセットで制作してもらえるかを確認しましょう。
特に1200✕630ピクセルのOGP用の画像の作成は必須です。OGP用の画像は、TwitterやFacebookなどでURLを投稿したときに表示させるためのもので、SNSでのクリック率に大きな差がでます。
CMSへのアップは任せられるか
WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使っている場合、完成済みのコンテンツのCMSへの登録と公開の作業は単純作業であることが多いので、なるべく任せたほうがよいでしょう。
見出しタグ(h2やh3)、tableタグやリストタグなどの簡易的なコーディングもしてもらえるかを確認して、費用も聞いておきましょう。
集客までやってもらえるか
コンテンツは公開して終わりではなく、見てもらう人を集めなくてはいけません。代表的な方法としてSEOとSNSと広告(Google、Facebook、Twitter、Instagramなど)があります。
特にドメインパワーの弱いサイトの場合、SEOだけで集客する方法だと長い期間が必要になります。競争の度合いによりますが、1年たっても集客できていないこともあります。
そのため、制作と一緒に閲覧者数を増やす施策が必要です。これをデリバリー施策と呼びます。制作とデリバリーの比率はあなたの会社やサービスの知名度やドメインパワーによります。ドメインパワーが強いときほど制作に集中します。
まったく知名度やドメインパワーがなければ、予算の半分以上をデリバリーに回します。閲覧者がいなければサイトへリンクも貼られません。つまりドメインパワーが強化されることはなく、いつまでもSEOで集客できない状態が続いてしまいます。
制作、広告運用、SNS運用など分けて発注することもあります。1社にまとめて発注するよりもそれぞれが高度なノウハウを持っている可能性があります。ただ、複数社に分けて発注するとやり取りが煩雑になるデメリットもあります。
コンバージョンを増やせるか
ページビューやセッションなどの流入数は順調に増えているのに、コンバージョンは増えていかないことがあります。コンバージョンへの導線が正しく設定されていない、コンバージョンがユーザーの興味をひかないことが原因です。
- サイトのデザインやCTAの見直しをする
- ホワイトペーパーやウェビナーなどコンバージョンの種類を増やす
- コンバージョンの伝え方の見直しをする
などができるパートナーを選んで、流入だけではなくコンバージョンも増やしていきましょう。
アクセス解析データによる改善は業務範囲に含まれるか
Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを見て、改善施策を提案、実行する業務が対象範囲に含まれるかを確認します。
制作済みコンテンツを改善すれば、流入を増やせます。最初の50~100記事くらいまでは新規記事だけに集中して取り組むほうがよいですが、それ以降はコンテンツの修正や改善などのメンテナンスも実施したほうが流入は増えやすいです。
アクセス解析のレポートと改善施策の実行など、新規コンテンツの制作以外に対応しているかを聞いて、予算割り振りを検討してください。
ノウハウを開示してもらえるか
将来的にコンテンツマーケティングをインハウス化するつもりがある場合、ノウハウを開示してもらえるかはとても重要な外注先の選定条件となります。
- フォーマットやテンプレート
- 分析方法
- 利用しているツール
- レギュレーション、ルール
などを共有してもらえて、一緒にノウハウを成長させていける会社を選びましょう。
戦略や運用のコンサルティングも頼めるか
コンテンツマーケティング会社といっても言われた通り記事を制作するだけの会社もあれば、戦略や運用方法から考えてくれる会社もあります。
求める成果から逆算して戦略を練り、寄り添いながらコンテンツ制作を行ってくれる会社を選びましょう。
SEO記事作成以外の施策も対応できるか
コンテンツ制作会社といっても記事制作だけの会社もあれば、ホワイトペーパーやメルマガ、SNS投稿など手広くサポートしてくれる会社もあります。例えばWebサイトの記事は見ないがSNSは見るという人に情報を届けたい場合、SEOだけ頑張っていては届けられません。
それぞれ得意分野はあるにしろ、マーケティング手法から相談が出来る会社だとより良いです。
担当者は報連相をしてくれるか
コンテンツマーケティングに限ったことではありませんが、外注するのであれば担当者が小まめに連絡してくれるか、レスポンスが早いかは見極めないといけません。コンテンツマーケティングは中長期的な施策であるが故に、担当者の連絡が遅いとそれが積み重なり膨大な時間のロスに繋がります。どんな連絡手段を取るのか、返事までにどれくらい時間がかかるのか、定期的なミーティングはどのようにするのか。こういったことは事前に確認しておきましょう。
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