同じコンテンツでも公開の仕方によって成果は異なります。せっかく良いコンテンツを制作しても、間違った方法でアップしてしまえば、集客効果は減少します。コンテンツの成果を最大化させるための使い方についてご説明します。もったいない状態を失くすためのチェックリストとしてご活用ください。
サイトエンジン株式会社では、コンテンツマーケティングの代行サービスを提供しております。コンテンツマーケティングをご検討中の企業様は、こちらもご覧ください。
コンテンツマーケティング代行サービス
タイトルを正しく設定する
記事タイトルをタイトルタグに必ず含めるようにしてください。
サイト名などの共通部分は後半に設置し、なるべく短くします。以下のフォーマットを推奨します。
<title>記事タイトル | サイト名 or 会社名</title>
このとき、サイト名と会社名を両方入れるのは長くなってしまうので避けます。検索結果のタイトルタグ表示は30文字弱で切れてしまいます。
ディスクリプションを個別に設定する
ディスクリプションはそれぞれのページでユニークなものを設定してください。
<meta name="description" content="この部分にディスクリプションの文章を入れます。" />
ディスクリプションを書くときのポイントは以下の通りです。
- ユーザーの悩みが解決できると端的にわかるように書く。もしくは答えそのものを書く。
- コンテンツの中身がわかるように書く
URLを正しく設定する
URLとは、https://example.com/ のようなページにアクセスするときに使う文字列です。多くのCMSで任意の文字列を設定できるようになっています。
一部のCMSでは連番が自動で割り振られる設定になっていることもありますが、ページごとに自由に設定できる場合には以下を意識します。
- アンダーバー _ ではなく、ハイフン – を使う
- 日本語やハイフン以外の記号は使わない。英字、数字、ハイフンのみにする
- パラメータはつかわない
多くの場合で推奨されるURLは以下の4つのうちのいずれかです。example.comの直後にサブディレクトリが入る場合もあります。
https://example.com/article-name.html
https://example.com/article-name/
https://example.com/category-name/article-name.html
https://example.com/category-name/article-name/
URLについてより詳しく知りたい方は以下を参照してください。
シンプルな URL 構造を維持する | 検索セントラル | Google Developers
ドメイン・サブドメインを分けない
新しく制作したコンテンツを公開するためのコーナーを作るために、新規にサブドメインを作成したり、別ドメインを取得することは避けてください。すでに運営しているサイトのサブディレクトリとして設置します。これはSEOで評価が分散してしまうのを防ぐためです。
もしhttps://www.example.co.jp/ というURLですでにWebサイトを運営している場合、推奨される新しいコーナーのURLは以下の通りです。
良い
https://www.example.co.jp/blog/
https://www.example.co.jp/media/
https://www.example.co.jp/column/
blog,media,columnなどの部分の文字列は任意の文字列です。好きなものを設定してください。
一方で、避けたほうがよいのは以下のようなものです。
悪い
別のサブドメインにする
https://blog.example.co.jp/
新規ドメインを取得する
https://blog-example.com/
別ブランドとして既存の事業とあまり関連性のないメディアを運営する、分社化や事業売却などを見据えて分けておくといった特別な理由がある場合を除いて、サブドメインや新規ドメインは使わないようにします。
OGPを正しく設定する
WebサイトがTwitterやFacebook等のSNSでシェアされた際に、タイトルや画像、サイトの説明文などを目立つように表示されるように設定するものです。
設定することでSNSに表示されたときのクリック率が上がります。クリック率が上がれば、それによってSNSのアルゴリズムでエンゲージ率が高いと判断され、表示される回数(インプレッション)も増えます。
以下を参照して設定してください。
【2021年版】OGP設定を解説!SNSでシェアされやすい画像サイズやog:title(タイトル)文字数は?
ページを分割しない
1つのコンテンツを2ページや3ページにURLを分けて公開するのは避けてください。SEOで評価が分散されることを避けるためです。ページを分割することはユーザビリティーやCVRにも悪い影響があります。
スマホで見たときに異常はないか確認する
PCだけで見た目をチェックしていませんか。Googleは現在モバイルファーストインデックスというものを採用していて、スマホ向けの見た目を元にして順位を決定しています。そのため、PCで見たときの見た目だけではなく、スマホで見たときに問題がないかを確認する必要があります。
サイト内の関連ページから新しく制作したページにリンクを貼る
すでにGoogleの検索結果に表示されている(インデックスされているといいます)ページからサイト内リンクを貼ります。これによりGoogleのbotがページを発見できる仕組みです。
サイトマップの送信などでもインデックスさせることはできますが、よほど規模が大きなサイトで大量にページが生成されるのでもない限りは、基本的にサイト内リンクだけで十分です。
もしWordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使っている場合は、ほかのページからの内部リンクは基本的に自動で貼られるので、インデックスさせるために特別にリンクを用意する必要はありません。
検索エンジンにインデックスさせるためにはCMSで自動的に貼られるリンクだけで十分ですが、SEOのために関連したページ同士でリンクをさせあうことは有効ですので、積極的に貼るようにします。
コンバージョンへの導線(CTA)を設定する
どんなに集客できても、コンバージョンへの導線がなければ、成果につながりません。フォームやボタンへの誘導をページ内に設置します。
ボタンから申し込みフォームだけのページへ移動してもらうよりも、フォームを直接ページに埋め込んでページの移動なしでコンバージョンできるようにしたほうが望ましいです。
関連した外部ページへリンクをする
サイト内部のページだけではなく、関連した外部サイトのページへのリンクも貼ると検索エンジンから評価されやすくなります。そのため、参照したページやデータ引用元へのリンクを積極的に貼ります。
なお、リンクを貼る先が信頼性の高いサイトであることが望ましいです。たとえば、健康に関連したコンテンツを制作しているときには、厚生労働省や大きな病院などが公開しているページにリンクを貼ることで、きちんとした情報源を参照して書かれたページということをユーザーにも検索エンジンにも伝えることができます。
社内のリソースをうまく活用する
すでに保有している社内のリソースをできるだけ活用しましょう。
- 過去に制作済みのほかの関連コンテンツからリンク
- サイト内部のできるだけ目立つ位置にコンテンツを設置しているコーナー・個別コンテンツの両方へリンク
- SNSアカウントやメルマガなどで配信
- 運営している別ドメインの関連サイトからリンク
コンテンツマーケティング代行サービスのご案内
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