かくたまでは、企画から記事の執筆まで含めたコンテンツ制作を請け負っております。
一般的な内容をまとめる記事はもちろん、専門の資格を持った有識者のライティングおよび監修をお受けすることも可能です。
今回は、実際にかくたまでも活躍している、管理栄養士ライターおよび薬機法ライターの川野恵さんにインタビューをさせていただきました。
【経歴】
名前:川野恵(Twitter)
管理栄養士、薬機法ライター
大学卒業後、給食委託会社で献立を作成。妊娠を機に退職し、しばらくして仕出し弁当店にパート勤務。ビジネスマンの皆さんに栄養を考えたお弁当を届けるため、献立作成を担当。
引っ越しを機にクリニックでの栄養指導に従事。糖尿や脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、さまざまな疾患に悩む患者さんをサポート。
その傍らでwebライターとして正しい栄養の知識を発信。
食事のことで悩んでいる方の役に立てる記事執筆に注力している。
【実績】
①ライター
管理栄養士ライターとして活躍、各メディア様にて指定されたキーワードで上位表示(10位以内)を多数獲得。
管理栄養士としての知識をフルに活用したわかりやすい記事かつ、SEOの視点からも評価される記事で実績を残す。
②薬機法に対応したLP(ランディングページ)作成
薬機法や景品表示法を意識したうえで商品の魅力を伝えるLPを作成。
薬機法コピーライターとして講座を受講、薬機法に詳しいデザイナーと連携しておりデザイン部分まで作成可能。
③糖尿病や高血圧の患者さまの検査値を改善する食事サポート
管理栄養士として総合病院に勤務。
クリニックに通われている患者様の食生活のサポートをし、実際に数値が改善した例も多数。
【Q&A】
ーさっそくですが、管理栄養士を目指したきっかけや管理栄養士としてどのようなお仕事をされていたのかお聞きしてもよろしいでしょうか?
川野さん:管理栄養士を目指したのは、祖母が入院したのがきっかけでした。「病院のご飯が美味しくない」と食べない祖母に「私ならもっとおいしいご飯を出せるのに!」と思ったのが始まりです。
大学卒業後は急性期の総合病院で給食業務に従事していました。業務内容は、患者様の疾患に合わせた献立作成や食事の提供です。
ー管理栄養士でありながら、ライターとしてもお仕事をされた理由、きっかけなどはございますか?
川野さん:ライターをはじめたのは子どもを見ながら自分の空いた時間に仕事をしたいと思ったからです。ネットで探してクラウドソーシングサービスを知り、パソコンさえあれば始められるライターを選びました。
ー現在はどのような記事を書かれているのでしょうか?得意分野などはありますか?
現在お付き合いしているメディア様での記事は以下の通りです。
- フルーツ専門店での栄養素の紹介
- パーソナルジムのメディア様でダイエットの話
- 自然派食品のお店で食品の栄養素の話
得意分野は食材の栄養素の解説やダイエットの食事バランスのノウハウなどですね。
●栄養素について
ネットにありふれた「調べるだけで書ける記事」は書きません。記事の向こうに患者さんがいると思って執筆しているので、公的機関や論文で発表されている根拠のある情報のみを発信しています。
●ダイエットについて
現在クリニックで生活習慣病の患者さんを指導させていただいていることもあり、減量するために何をしたらと良いのかという知識は常にインプットしています。
いろいろなダイエット方法を試しては挫折してきた方も、月に一度の栄養指導を楽しみに食事改善に励んでくださっています。
実際、私自身もしっかり食事をとりながら運動をする方法で10kg近い減量を成功させた経験があります。こうした実体験と、栄養に関する知識をフルで生かしてのダイエット指導などは、管理栄養士だからこそ出来ることだと思います。
ー管理栄養士ライターとして執筆の際に気をつけていることはありますか?
川野さん:たくさんあります!
まず栄養素の紹介を「商品の販売」に結び付ける場合、消費者の方が誤解をしないような書き方を意識します。クライアント様に迷惑がかからないよう景品表示法なども考慮します。
他には、栄養素の数値を示す場合は必ず引用元を明記する、説明内容を読者が想像できるように具体的な例を記載する、などに気をつけています。
例えば「ごぼうは食物繊維がとても多いです。」ではモヤっとしているので、
「ごぼうは100gあたり5.7gの食物繊維を含みます。食物繊維が多いと有名なキャベツで100g当たり1.8gなので、ごぼうの含有量はとても多いです。」
など具体的に示すよう意識しています。
―では、管理栄養士ライターとしての仕事のクオリティを上げるために取り組んでいることは何かありますか?
川野さん:そもそものライティング力を上げるため、ライターとして活動し始めたときに講座は受講しました。その後もいろいろなクライアントさんからのフィードバックをインプットし、すぐ記事にアウトプットして自分のスキルにできるよう努めています。
ーなるほど。ちなみに記事の執筆以外にも献立作成ができるとお伺いしましたが。
川野さん:はい、レシピ考案も承っています。こった料理ではなく、どの家庭にもあるような身近な調味料を使ってできるレシピが得意です。
例えば、フルーツ専門店のクライアント様には旬に合わせたレシピを提案します。フルーツを使った貧血に効くレシピはとても好評でした。
参考に記事を添付しておきますので、よろしければご覧ください。
https://www.instagram.com/p/CO7pHjjjfEP/?utm_medium=copy_link
以前は青汁粉末を扱うクライアント様へ商品を使ったレシピの考案も担当していました。青汁でつくるサーターアンダギーも読者の方から人気があったようです。
ークリニックでの栄養指導をされているとのことですが、どのような内容が多いですか?
川野さん:私が勤務しているクリニックでは、生活習慣病の方が多いです。まれに腎臓や肝臓の疾患の方もいらっしゃいます。
まずは疾患に対する基礎的な食事のお話をさせていただき、患者さんのお気持ちを伺うようにしています。食事を指導するのは簡単ですが、信頼関係を構築しないと結果が出ませんね。変わっていくご本人がどうしていきたいのかを把握し、上手く関係を築けるよう試行錯誤しています。
指導内容を実施していただけた患者様は、3ヶ月で血糖値が正常になったりHbA1cが改善したりと数値に表れます。肝臓の数値が徐々に改善してきた患者さんもいらっしゃいます。減量を目的としている方に関しては、7割の方が月1%以上の体重減少に成功されていて、皆さん頑張り屋さんだなと。
―人の食事を変えるって大変そうです。ライターをしながら栄養指導を続ける理由はあるのでしょうか?
川野さん:栄養指導をしているのは、病気の知識を常に更新したいことが第一の理由です。第二の理由として、人に寄り添って行動を変えられる話をする力を身につけたいため。この力は記事の執筆にも生きると思っています。
患者さんの口から「糖質って体に悪いんやろ?」「フルーツ食べたら太るねんな」「野菜に毒があるって聞いたんやけど・・・」などと伺うと、メディアの情報がこれだけ人に影響を与えるのかと怖くなります。
ライターよがりの記事ではなく、多くの方が悩んでいる気持ちをくみ取り、その上で正しい情報を発信できる記事を書いていきたいです!そのためにも、栄養指導で出会った患者様から、人としてもライターとしても学ばせていただいています。
ー常に勉強ですね。薬機法や景品表示法の知識もあるようですが、どのように身につけたのでしょうか?
川野さん:薬機法コピーライター向けの講座を受講しました。講座のレベル感としては一応、仕事として薬機法対応の執筆を請け負って問題ないレベル、とされています。
受講中は毎週講師とオンラインで勉強会を開き、薬機法や景品表示法を学んでいきます。独学では分からなかった押さえるべきポイントなどを効率よく勉強できるので、今では法律を意識しながら健康食品のLPも作成できるようになっています。
受講は終了しましたが、不安なことはすぐに消費者庁に問い合わせて、常に知識はアップデートしています。そのため、クライアント様にも安心して記事をお任せいただいております。
―なるほど。LPの作成も可能と言うことでしょうか?
川野さん:はい、対応させていただきます。薬機法に詳しいデザイナーと組んでいますので、こちらで構成を考えてデザインまで作成した後に納品させていただく流れになります。健康食品の監修についても対応いたしますので、いつでもご相談ください。
―ありがとうございました!最後に、今後の活動に対する意気込みなどありましたらお願いします。
川野さん:今後も管理栄養士ライターとしてコツコツお役に立てる記事の執筆に努めていきます。フルーツや野菜、大豆製品や魚の良さを改めて多くの方に知っていただけるような情報を発信し続けたいです。
またオンラインでの栄養指導もやっていきたいなと考えています。パーソナルジム様や企業様で、気軽に相談できる管理栄養士をお探しの際は是非お声がけください。
今回はこのような機会をいただきありがとうございました。