ユーザーインタビュー調査・ユーザビリティテストの設計と運用代行
ユーザーインタビューによるWebサイトやランディングページの改善
ユーザーの操作している様子を見せてもらい、あわせてインタビューをすることで、Webサイトやランディングページの改善点を抽出していきます。計画、対象者の募集、実施、分析まで一通りの流れをすべて代行いたしますので、はじめてユーザーインタビューに取り組むという方におすすめのサービスです。
ユーザーインタビューでUI/UXの改善策をご提案します
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目的にあわせたインタビュー設計
Webサイト・ランディングページのUI/UX改善、公開済みのコンテンツの修正、仮説の検証など、目的にあわせてインタビューを設計いたします。質問する内容や想定される効果などをインタビュー実施前に共有しつつ進めます。
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属性、課題感、経験などから参加者を絞り込みできます
ユーザーインタビューは誰にインタビューするかで結果が変わります。貴社のご要望やインタビューの目的にあわせて、参加者を選定します。属性や普段使っているサービス、過去の経験などから絞り込みをすることが可能です。
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行動につながる示唆をレポートに含めます
ユーザーインタビューを実施して、なんとなく勉強になったという程度で終わらせてしまわないように、必ず具体的なアクションを取りまとめます。細かくサイトやランディングページをどう改善すればいいのか、インタビューの結果を通じてレポートとして提出します。
ユーザーインタビューを設計するにあたっての注意点
自社の当たり前と、ユーザーにとっての当たり前は大きく異なる
自社内で常識とされるようなことでも、社外のユーザーにとってはまったく新しいものである可能性があります。そのため、インタビューを設計するときには、相手に自社内のメンバーと同じような知識を求めてはいけません。
Webサイトに掲載されている単語で知らないものがあるかもしれない前提でインタビューするようにします。
意見ではなく事実=過去の行動を聞く
ユーザーに改善のための意見を聞いても仕方がありません。なぜならユーザーは改善の専門家ではないですし、良かれと思ってリップサービスで自分の本心とは異なる意見を出すことがあるためです。本人が本当に欲しいと感じているか、良いと思っているかは買ってもらえない状態では判別できません。
あるハンバーガーショップでアンケートをとったところ、ヘルシーなメニューを希望する声が多かったので発売してみたら売れゆきが悪く、逆にカロリー高めのメニューのほうがよく売れたという話があります。ユーザーの声と実際の購買行動に差があることは珍しくありません。
ユーザーの教えてくれた改善点を鵜呑みにして改善しても、本当に売れるようになるかはまったくわかりません。
そのため、過去の体験や操作してもらった直後の感想を聞くようにします。いつ、どんな行動をして、そのときにどう感じたのかなど、過去について聞いて思い出してもらいながら話を聞くのが有効です。
ユーザーの普段の環境に近い環境でインタビューします
ユーザーが普段どのような環境でWebサイトを使っているのか、できるだけ近い形式でインタビューします。たとえばスマートフォンとパソコンどちらで見ることが多いのかはわかりやすい違いです。
ほかにもオフィスに訪れてもらってインタビューするのと、ユーザーが普段そのWebサイトやサービスを使う場でインタビューするのでは、行動が変わる可能性があります。できるだけ対象となるサイトやサービスを普段使うシチュエーションに近い状態でインタビューすることが望ましいです。
検索エンジンはE-E-A-T(Experience:経験、Expertise:専門性、Authoritativeness:権威性、Trustworthy:信頼性)を評価の基準にしていると公表しています。これらを判断する1要素として、ユーザーの実体験があります。ユーザーの行動を模擬的にインタビューを通じて体験することで、コンテンツやランディングページのUI/UXを改善できます。
インタビューの進め方
タスクベースでの進め方をしています。何かしらのタスクを説明して、それに取り組んでもらい、終わったあとに操作しているときにどういうことを考えていたかをヒアリングしていきます。タスクの例としては、商品選定、会員登録、問い合わせ、資料請求、特定の商品やサービスを探すなど様々です。
インタビュー対象者が先入観を持たないようにするためにも、操作方法を指示するのではなく、サイトやページでユーザーが求めるであろう目的をタスクとして提示するのが大切です。
ユーザーの行動に基づいたサイト改善提案
複数名にインタビューすると、多くの人が共通して詰まるポイントが見つかります。そこを改善することで成約率の改善が見込めます。
また、目的を達成するためにどういう順番でどのリンク・ボタン・メニューなどが使われるのかを観察すれば、主に使われる導線がわかります。よく使われている導線と、その導線の目立ち方をくらべてみれば優先順位の見直しに繋がります。たとえば、頻繁に使われているメニューがあまり目立たない位置にあるとすれば、配置を変えるだけでユーザーにとって使いやすいサイトに変わるかもしれません。
どんな情報を探していたのかを聞いて、不足した情報がないかも確認しましょう。「どんな情報があったほうがいいか?」と聞くのではなく、「今ページを上から順番に見ていましたが、どのような情報を探していましたか?」「意思決定のために必要十分な情報は記載されていましたか」のような聞き方をして、ユーザーが求めている情報を探ります。
提出するユーザビリティ調査レポートに含まれる内容
- テストユーザーがWebサイトをどう操作したか。スクリーンショットとあわせて解説
- それぞれのテストユーザーのコメント書き起こしと画面共有の録画
- 操作結果から導かれる改善施策
料金
インタビュー1名あたり10万円~(最低3名~)
インタビューの対象とする方の属性や、想定する時間、レポートの内容などによって金額は変動します。詳しくはお問い合わせください。
目的・目標もしくはご予算にあわせてご提案、お見積りさせていただきます。ご相談を希望される方はお気軽にご相談ください。
ユーザーインタビューをしてみたいが、対応してくれる人を探すための時間がとれない、どのように進めればサイトの改善点を抽出することにつながるかがわからないという方はぜひサイトエンジンにおまかせください。
よくあるご質問
はい。職業、年齢、性別、年収、ITリテラシー、特定商品の購買経験の有無などで絞り込みができます。BtoBサイトの場合は業種、企業規模、役職などもご指定いただけます。細かくご指定いただくほど見つかりにくくなり、料金が高くなります。自社データベースや外部パネルから適切な対象者を選定します。
はい。共有可能です。
3~5名程度を推奨しています。ただ、1名だけだったとしても何らかの発見はあります。サイトの種類や規模によって異なりますが、インタビュー対象者数を増やしても追加の情報を得られないと感じるタイミングを上限とするのがよいです。
ご発注いただいてから1.5~2ヶ月程度かかります。タスクや設問の設計に2週間、並行してインタビュー対象者を選定して第3週にインタビューを実施、対象人数によって変わってきますがレポート作成に2~4週間程度です。
サイトの操作を前提としたユーザーインタビューは成約率(CVR)の改善のために実施されます。
また、ユーザーの課題やニーズを深掘りして、マーケティングで伝えるメッセージを切り替える用途でも有効です。たとえば、複数名にインタビューを実施していくと、導入理由がいくつかのグループに分類できます。それぞれのグループを対象にしたランディングページや広告を用意することで、ユーザーごとに適したメッセージを届けられるようになります。
ディレクター紹介
経験豊富なコンサルタントがユーザーインタビュー実施のサポートを行います。
セールスマネージャー/メディアディレクター/SEOコンサルタント
橋本 直矢Hashimoto Naoya
雑誌広告、ECなど紙媒体とデジタル双方でリッチコンテンツの制作に10年以上携わった。コンテンツマーケティング、コンテンツSEO、アクセス解析などを担当。コンテンツマーケティングでは採用系メディア、医療、IIT、金融、投資など幅広いメディアのディレクションを担当している。
代表取締役/SEOコンサルタント/マーケティングアナリスト
毛塚 智彦Kezuka Tomohiko
大学在学時2005年に渋谷にある企業でSEOをテレアポで売るアルバイトをするところからSEOへの関与を開始。2008年にサイトエンジン株式会社を設立して以来、継続的にSEOやコンテンツ制作の事業を行う。BtoB事業を行う大手企業のリード獲得のプロジェクトを主に支援している。