こんにちは!サイトエンジンライターチームの満永です。
サイトエンジンでは、育児・介護休業を取得しやすい雇用環境の整備に力を入れています。出産する女性だけでなく、男性も育児休業を申し出やすいよう、「産後パパ育休制度」を設けています。
今回は、2024年に育休を取得した男性社員、神谷にインタビューしてみました。男性が育休を取得する意義やそのリアルなエピソードを、ぜひご覧ください!
育児休業を取ろうと思ったきっかけ
上の子が生まれたときは別の会社で働いていたのですが、その会社では「男性が育休を取るなんて…」という雰囲気があり、とても育休を取れる状況ではありませんでした。そのため、当時は妻がほとんど一人で子どもの世話をしてくれていました。一方で、僕は仕事に追われる日々で、子どもと触れ合う時間を十分に作れなかったことがずっと心に引っかかっていました。
今回、第二子の誕生がわかったとき、「今度こそ家族と過ごす時間をしっかり作り、妻をサポートしたい」という強い気持ちが湧きました。特に、赤ちゃんが生まれたばかりの時期はとても大変で、しかもあっという間に過ぎてしまいます。この貴重な時間を大切にしたいと思い、思い切って育休を取る決意をしました。
育児休業を取ってみての発見
育休を取って実際に子育てに深く関わってみると、妻がどれだけ大変な思いをしていたのかが初めてわかりました。出産後、妻は体力的にも精神的にも負担が大きくて、僕ができる限りサポートしなければと感じましたね。
特に印象的だったのは、長女のケアです。それまで「パパとママは自分のもの」だったのに、急に赤ちゃんが家族に加わったことで、寂しい思いをさせてしまうこともありました。でも、赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげようとする姿を見ると、「お姉ちゃんになったんだな」と微笑ましく感じました。
会社のサポートと仲間の支え
僕が育休を取るにあたっては、会社のサポートが本当に心強かったです。社長自ら「ぜひ取ってください」と声をかけてくれて、上司や同僚も快く協力してくれました。業務の引き継ぎもスムーズに進められたので、心置きなく育児に専念できました。
休んでいる間も、会社からの連絡はほとんどありませんでした。もちろん僕自身はついチャットを見てしまったりもしましたが、「育休中は本人に連絡を控えよう」という配慮があったようで、本当にありがたかったです。
育休を取ることで得られたもの
育休を取ったことで、「一人で抱え込まずに仲間を頼る大切さ」を実感しました。これまでは「自分の仕事は自分でやるべき」という思いが強かったのですが、育休中に業務を引き継いでくれた仲間の姿を見て、「もっとチームに頼ってもいいんだ」と気づくことができました。
また、支えてくれた会社のメンバーへの感謝の気持ちが強まり、「恩返しをするつもりで、もっと頑張ろう!」という前向きな気持ちで職場復帰することができました。
今後の目標と、育休を考えている男性へのメッセージ
育休のような長い休みをもう取る機会は少ないかもしれませんが、これからは日々の生活の中で家族との時間をもっと大切にしたいと考えています。そのためにも、家族と過ごす時間はスマホを触るのを控え、子どもとしっかり向き合うことを心がけたいと思っています。今しかできない経験を楽しみながら、これからも家族を支えていきたいです。
もし育休を取るか迷っているなら、ぜひ思い切って取ることをおすすめします。育児に関わることで、子どもの成長を間近で感じられる貴重な時間を得られます。そして何より、家族との絆が深まる実感があります。この時間は、人生においてかけがえのない宝物になるはずです。
編集後記
サイトエンジンでは、制度を整えることだけでなく、それを安心して利用できる社内の風土づくりも重要だと考えています。社員一人ひとりが利用しやすい環境を整えるため、全社的に意識を高めていきます。
これからも役員や総務部門と連携しながら、働きやすい職場づくりをさらに推進していく予定です。お互いの生活環境を理解し合い、フォローし合える寛容な心を持ちながら、誰もが気持ちよく働ける環境を目指してまいります!