社内テストや資格検定試験の制作代行サービス

テスト用紙

独自のテストや検定試験を実施して組織内に学習習慣をつくる

総務省統計局が2022年に実施した「社会生活基本調査」によると、社会人の1日平均勉強時間は13分でした。また、パーソル総合研究所の調査によると、業務外の学習については56.1%がしていないという結果になっています。
社内でテストや検定試験を実施して、それを人事評価に反映させることで、組織内に学習習慣をつくりつつ、適材適所の人材配置が可能になります。リスキリングを目的に研修などを導入する際にも、研修後のテストを複数回にわたって実施することで、知識やスキルの定着を促すことができます。

社内テストや資格検定試験を実施する目的

01

教育育成

・従業員の知識やスキルを把握したい
・組織に学習習慣をつけたい
・研修後の知識の定着を促したい

02

適材適所の人材配置

・社内資格検定を作成し、知識やスキルに応じた部門や職種に異動
・管理職として必要な知識や経験の有無を確認
・学習意欲や成長可能性を成績推移から把握

03

知識の社内共有と実施の徹底

・セキュリティやコンプライアンス遵守に
・必ず守るべき事項をテスト化
・理解度に応じて必要な研修を企画実施

社内テストの実施で従業員の成長を促進

業務での学び、研修など座学での学び、自主学習など、さまざまな成長機会があります。研修など会社側が用意した学習の場だけではなく、どう各人が自主的に学ぶようにするかが全体の成長に影響してきます。

社内テストを導入するメリットとしては、職種ごとに求めるスキルや知識を明確化できる、テストの結果を人事評価を反映することで自主学習を促す、テストの結果から受験者に気づきを与えて学習するべき範囲を知らせる、各人の能力を見極めて適材適所で人材配置を行えるといった点があります。

それぞれの企業のニーズに合わせた最適な社内テストや検定試験を提供し、社員の評価、学習習慣の定着までをサポートします。

独自の社内テストの例

研修後の理解度チェックテスト

研修後にどの程度知識が定着したのか、効果を測定するためにテストを活用できます。研修直後に一度実施して終わりにするのではなく、少しずつ問題を変えて2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後など、間隔をあけて実施することで知識が定着しているかを確認できます。

また、業務フローやマニュアルを正しく理解できているかを確認するチェックテストを作ることもできます。

IT/DXリテラシー測定テスト

ITやDXのリテラシーを確認することで、部門ごとの差異や足りていない部分を把握できます。あわせて、誰にどういった教育を実施すればよいかの参考になるため、必要な研修の内容や量などを決めるのに役立ちます。

昇進昇格試験、管理職登用試験

自社で昇進昇格される方に求められる要件がどのようなものなのかを定義し、それを試験として落とし込むことで、組織として管理職に求める最低限の知識要件を全員が満たすように促す取り組みができます。試験の得点だけで合否を判断するのではなく、面談の結果とあわせて活用されることが多いです。

社内資格検定制度

独自の社内資格検定を作り、合格者に新しい役割や資格手当などを与える、人事異動の材料にするといった使い方が可能です。

セキュリティやコンプライアンスなどのチェックテスト

個人情報を取り扱う会社でセキュリティ意識を、ハラスメントや不正などの問題が顕在化している企業でコンプライアンスの知識を問うようなテストを作成し、基準に満たない人だけ研修を義務付けることで、最低限守るべきポイントを全員が理解している状態を目指します。

社内テストの実施による効果

学習習慣をつくることでリスキリングを促進

テストを定期的に実施することで、学ぶきっかけを作ることができます。自主学習をする習慣ができると、社内人材のスキルや知識の底上げにつながります。

人材のスキルや知識、学習態度を把握

誰がどのようなスキルや知識を持っているのかを把握することができます。また、似たテストを定期的に実施して点数の推移を見ることで、各人の学習する姿勢の有無をチェックすることも可能です。

適切な人を昇進昇格できる

昇進昇格されるに値する人を見極める際に、テストの結果は1つの材料となります。基本的には業務の成果や周囲の推薦・人望などに基づいて管理職につく人たちを部門ごとに推薦し、推薦された人が最低限の知識や考え方・価値観を持っているかを確認するための補助として、筆記の昇進昇格試験や管理職試験を活用します。自由記述式の作文で記載された内容は、面談をする際の材料にもなります。

適材適所の人材配置

AIの発達により、ホワイトカラーの多くの仕事が変わらざるを得ない状態になりつつあります。組織内で配置転換をせざるを得なくなった際に、誰にどのような部門に異動してもらうかを判断する材料として、各人の過去のテスト結果の一覧を参考にすることができます。

料金表

内容料金(税抜き)
テスト制作200,000円~/1テスト
納品後の修正・変更50,000円~/一件
テストの事務局代行100,000円~/月
採点代行(記述式の問題がある場合のみ)2,000円~/1回答

社内テスト・資格検定試験制作の流れ

1.ヒアリングと
要件定義

01
ヒアリングと要件定義

最初に、現状の課題、社内テスト作成の目的、実施後の理想状態や目標について詳細にヒアリングします。どのようなテストを作るのか方向性を決定します。

2.企画構成

02
企画構成

想定される受験者層の業務内容、職務に必要な知識や経験、活躍している人物像をヒアリングさせていただき、その内容を基に、テストで評価するべき項目を抽出し、テストの企画構成を行います。採点の工数などを考慮し、運営方法にあわせて出題形式を検討します。

3.テスト問題の作成

03
テスト問題の作成

目的や目標にあわせてテスト問題を作成します。必要に応じて有資格者や大学教授などの専門家に作問に関与していただきます。作成後は、いただいたフィードバックを元に修正いたします。

4.納品と
運用サポート

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納品と運用サポート

納品後は、企業内でのテスト実施の流れなどをお伝えして、事務局の業務フロー設計をサポートいたします。試しに少人数に受験してもらい、その結果を見てから追加の修正を行い全社導入に進むこともございます。

5.分析と
改善

05
データ分析と改善

テストの結果に応じて出題範囲や問題の見直しなどを行います。たとえば、数十人が受験しているにもかかわらず全員が間違えているような問題があった場合、その問題は機能をはたしていないため、他の問題に差し替えるといった調整を行います。

よくある質問とその回答(Q&A)

テスト作成にどのくらいの期間がかかりますか?

ヒアリングから納品までで2~6か月程度かかります。ご依頼いただく際に要件がどの程度固まっているか、途中経過である企画構成や初稿へのフィードバックにどれくらい時間がかかるかに応じて納期が変わります。

テストや資格検定作成のための情報はどのように提供すれば良いですか?

ヒアリングの時間を設けてお話をお伺いいたします。また、過去の研修用資料や業務マニュアルなど、必要に応じて貴社内に存在している出題範囲に関連したデータをお送りいただきます。

難易度はどのように設定すればよいでしょうか?

目的によって異なります。たとえば、研修後の理解度を確認するテストであれば平均点は高くなるように出題することが多いです。一方で、全社を対象にITリテラシーを問うようなテストの場合には、意図して難しめの問題を混ぜることで差をあきらかにすることもあります。
詳しくはお問い合わせください。

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