株式会社パソナ様│ワンストップサービスで労務費8割カット+エンゲージメント増加

(左から弊社毛塚、株式会社パソナ 山下様、田中様)

サイトエンジン株式会社の外国人向けの記事作成と英語への翻訳のサービスをご利用いただいた株式会社パソナのグローバル事業本部副事業本部長兼グローバルDotank事業部長の田中晋作様と、同ビジネスクリエーションチームシニアリーダーの山下裕宜様にお話をうかがいました。

株式社パソナ様の事業内容の紹介

御社の事業内容を教えていただけますか。今回ご発注いただいた部署でどのようなお仕事をされているかをお聞かせください。

 

パソナ田中様:パソナグループは、創業以来「社会の問題点を解決する」という企業理念を掲げています。私たちが所属するのは、海外事業を担当する部署です。
「 日本企業様が海外進出・展開するためのコンサルティング支援」が事業の中心であり、コンセプトでもあります。
提供するサービスとしては、海外事業を展開するうえでの「 グローバル人材の紹介・採用の支援、グローバル人材の育成・研修」です。
また、日本企業が海外展開するにあたって、「 駐在員の方の様々な管理業務のアウトソーシング」も行っており、経費の処理や給与計算などを代行しています。

一方で、昨今増えているのは、海外から日本に訪れる外国人の支援といった、インバウンド型の事業です。
たとえば、日本に進出しようとする外国企業や、日本で働きたい、そして、日本の地方を観光したい、起業したい外国人の方々に対する様々な各種サポートや情報提供を行うプロモーション事業です。その際、各国ネイティブの方と同じ感覚で情報を伝えることはとても重要で、御社のサービスには大いに助けていただいています。

記事作成サービス導入前の課題は品質、コスト、運営の手間

今回、弊社のライティングサービスを利用することにされた理由やきっかけ、導入する前にどのような課題を抱えていたのかについて聞かせてください。

 

パソナ山下様:今回受託したプロジェクトには、東京で働く魅力を海外の方に広く伝えていきたいという背景がありました。母国での情報だけでなく、東京から発信しているリアルな情報を、Facebook記事を使って届けるという形です。
記事作成を外注した理由は2つありました。
1つは、日本の企業文化や、東京での生活情報、在留資格など、多岐にわたるテーマの情報をまとめる必要があり、そのうえでクライアントが求める品質基準を満たすものがつくれるかという課題があったことです。御社が過去の実績も含めてその経験があったため選ばせていただきました。
もう1つは、コスト面と運営面をどう解決するかという問題がありました。このFacebook記事は4年前から自社内で続けていましたが、写真選定からテーマに沿って1つの記事をつくりあげるまでに1.5日から2日かかっていました。
週1ペースで定期的にあげていくのが望ましいのですが、ほかの業務と兼務しているため作業スピードがどうしても追い付かない、時間も労力もかかってしまってほかの業務もなかなか手につかない、という状況でした。外注することで主な業務に、より時間を回せるようになりました。

サービスを選んだ決め手は対応範囲の広さ

導入前にほかの会社と比較されましたか。比較されたようでしたら、その際にサイトエンジンを選んでいただいた決め手はどのようなことでしょうか。

 

パソナ山下様:海外拠点のグループ各社と連携し、比較させていただきました。決め手は、一言で言えば、すべての業務をトータルサービスでやっていただけることに尽きると思います。写真の選定から、日本語の原稿作成、他言語への翻訳まで、すべてやっていただけること。
海外拠点に依頼をかける場合は、写真の選定は自分たちでやらないといけませんでした。また、現地の方によっては、日本語が不得意だったり、あるいは日本人の感覚や伝えたいニュアンスが伝わらなかったりする場合があります。
さらにそこから母国語に翻訳するやりとり等に非常に多くのやりとりが発生します。それらを一括してまとめてやってもらえるワンストップの仕組みが決め手 でした。

煩雑な編集や執筆や写真探しの業務をまとめてお任せいただくことで、ほかの業務に集中できるようになったという話はほかのお客様からもよく聞きます。

 

サイトエンジンの記事作成サービスを利用して8割コストカット

サイトエンジン:サイトエンジンの記事作成サービスを利用したことによる効果はどのようなものでしたか。

パソナ山下様:コストダウンできるし、つくってもらえる記事も品質が高い。ぜひ継続してご協力いただきたいと思いました。結果的には、労務費をほぼ8割コストカットできました。このメリットは非常に大きいです。

パソナ田中様:別のプロジェクトで、自分たちでライターを探して発注をしていた案件があったのですが、納品されてきた原稿の品質にバラつきがあり、品質チェック作業が必須だったり、外国籍ライターの場合、日本語と英語でのやりとりでかなりの手間がかかったり、納期どおりに原稿が送られてこなかったりと、なかなか大変でした。
趣旨どおりのものがあがってくることと、日本語の微妙な感覚をネイティブの言語に翻訳してもらえるアウトプットには満足しています。本来の事業全体の管理業務に集中するためにも、この種の作業をアウトソーシングすることは有効だと思います。

エンドクライアントさんからの評価はいかがでしたか?

パソナ山下様:各記事に対する「いいね」や「シェア」といった反応数が過去3年間見てもだいたい100前後だったのが、いまは定期的にアップするようになって200~300くらいにあがっています。また、「Facebookページ」そのものに対する「いいね」の数も、これまで1,000人台だったのが2,000人台にアップしています。そういった点から、ユーザーが求める質が満たされた結果だろうと思っています。

記事作成サービスの活用ニーズ

パソナ田中様:パソナグループの取り組みの大きな柱として、「地方創生」をテーマの一つに掲げていまして、地域の活性化として観光インバウンドに注力しています。 淡路島、京丹後、宮城や岩手など、それぞれの地域の観光コンテンツを地域の観光資源やネットワーク等を生かしながら発信していくのですが、こういった観光インバウンドの分野においてもサイトエンジンのサービスはとても有効になるだろうと思います。
地域ごとの魅力や資源のどこに焦点を当てるのか、受け取り手である情報ユーザーをどの層に当てるのか、ただ言語に翻訳するのではなく、その主旨によって伝えるポイントが細かく変わってくるものだと思います。

その面では確かに多様化してきているという印象があります。少し前までは、英語か中国語が中心でしたが、最近では、タイ語、インドネシア語への翻訳と広がってきました。タイとインドネシアは現地でオフィスを設置して、多言語への対応も図っています。

今後もっとこうなったらと思われることや、解決できればいいなと思われるご要望があれば教えてください。

パソナ田中様:労力をかけて、発注、広報したいにもかかわらず、アウトプットのイメージが違うことは、アウトソーシングを利用するとよくありがちです。また、日本企業が、海外に向けてのプロモ―ションやマーケティングに苦戦している様子もうかがえます。
海外向けのマーケティングは細分化されてきていて、国や地域あるいはターゲットによってニーズや求められるサービスがまったく違ってきます。何を課題に感じていて、どんな情報を必要としているのか、どのように伝えたら届くのか、様々な属性の地域や分野に対応して、それぞれに届く情報を発信していくことが強く望まれると思います。

パソナ山下様:同じ手法でも国と地域の特性で違ってくるので、それを手探りでやっている時間がとてももったいない。プロモーション手法において、プロの目線で、効果的にターゲットを絞って、それぞれに訴求できるアイデアとプランニングをコンサルティングしてもらえると助かります。

ここ最近のプロジェクトは4月から3月までの1年契約のものが増えていて、その短い期間のなかで、企画から立ち上げ、軌道に乗せて、成果を出すことが必要になってきます。 競争が激しいのでますます難しくなってくるでしょう。IT分野は変化が激しくて、ユーザー側の使い方も多様化しているなかで、プランニングを自分たちでやろうとすると、過去の経験からの延長になってしまって、新しいやり方の情報は外からインプットしないと対応できません。
それを全面的に支えて引き受けてもらうのも一つでしょうし、プランニングから一緒にやっていく方法で短期間に結果を出すことにつなげられるとよいと思います。

海外事情は現地の広告代理店や調査会社に相談されているのですか。

パソナ山下様:いまのところは広告代理店や調査会社は利用していません。知見のある方と有識者の方に個別にアプローチして相談しています。
限られた予算のなかでは、自分たちが情報を得るために動くしかないので、調査会社に発注するよりリーズナブルな予算で提供してもらえるなら、すぐにでも依頼したいくらいです。

まずは記事作成やメディアの運用でどのようなことを任せられるのかを相談

パソナ山下様:これからの時代は、一人が兼任で多くの仕事を持つようになって、マルチタスクの人がどんどん増えていくと思います。自分の仕事に専念したい場合に、こういったアウトソーシングは価値のある利用の仕方だと思います。最初は、発注しようかどうか迷いがあると思うので、まずはご相談という形で打合せさせていただくと、きっかけの一歩につながると感じました。
ホームページでサービスを知ることもできるのですが、実際に話を聞いてみると、こんなこともできるのか、とイメージしやすくなると思います。

また今回、クライアント側の厳しい条件が多々あったのを様々クリアしていただいたのですが、その間、単なる発注側、受注側という関係性ではなくて、主旨を理解していただきながら、テーマに沿った思いを一緒に二人三脚のようにつくっていく仕事の仕方を探すと、安心してお願いできると思いました。

パソナ田中様:ニーズや課題状況を理解頂きパートナーとしてご意見をいただくことができるのは貴重でありがたいと思っています。

株式会社パソナ様、貴重なお話をいただきありがとうございました。
株式会社パソナ(https://www.pasona.co.jp)

今回ご利用いただいた記事作成サービスの詳細はこちら

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